現実を認識出来ない韓国軍

※おい、部下がまた阿呆な事言ってるぞ。
 
韓国軍制服組トップの合同参謀本部議長とやらが訳の解らぬ事を言い出した。要するに
 
「妄言を吐いた」
 
と言う事だ。
 
 
韓国軍合同参謀本部議長の朴漢基はGSOMIAについて
 
「来月終了されれば、日本がGSOMIAの必要性を切実に感じることになるだろう」
 
と言う趣旨の発言を行ったと言うのだ。これは国会による国政監査で朴漢基は
 
国防委員会の国政監査で
 
「GSOMIAに対する軍の考えは政府の立場と同じだ。政府の決定を忠実に履行する」

と、述べた。文民統制とはそういうものなのだからそれはまぁ良い。
 
また、
 
「しかし11月22日までGSOMIAの約定期間が有効である。それまでは日本と積極的な情報共有をしていく」
 
と言うのも当然と言えばそこまでの話でツッコミを入れる様な所ではあるまい。だが、

「その過程を経れば、日本側でGSOMIAがどれほど日本に必要なのかをより深く感じるきっかけになると思う」
 
と、最後に一気に「意味不明」なオチを自ら作る。流石「お笑い韓国軍」の制服トップらしい発言だと言える。
 
日韓GSOMIAが「対北朝鮮」を前提に締結されたのはまず間違いない。北朝鮮のミサイル発射の場合で言うと、発射地点に関する情報は韓国が、また着弾地点に関する情報は日本が有利、と言われている。だがそれはあくまで「日韓のみの範疇の話」であって日本は発射に関する情報は
 
アメリカの早期警戒衛星からの情報を米軍から受け取れる」
 
ので韓国に情報提供を要請しなくても「対応は可能」なのである。朴漢基は制服組トップなのだからそういう事情を知らない筈がない。本当にそういう事情を知らないのなら「救いのない阿呆」でしかないが、知っていてこの発言なら
 
「国会の国政監査で虚偽答弁」
 
と言う事になる。それもそれで「大問題」なのだが…
 
2日に北朝鮮がミサイルを発射したが、その際、「韓国から日本への情報提供要請」はあったが、「日本から韓国への情報提供要請」はなかったと言う。それだけでも「GSOMIAが必要なのは日韓どちらなのか?」答えは自明の事である。韓国は口を開く前にまずは現実を認識する様になる事をお勧めしたい。