「ハングルの日」における文在寅の嘘出鱈目
韓国では10月9日は「ハングルの日」としてハングルの制定を祝う祝日なのだそうだ。ハングルが朝鮮半島で作られた彼等独自の文字である事に異論を差し挟む余地はないが、その「ハングルの日」メッセージを寄せた文在寅、自国の文字の起源も知らないらしい。
文在寅はこの日演説を行い、
等と述べ、ここでも「反日」の本性は隠そうともしていない。
周時経が「文明国には固有の文字がある」と知り、「自国文字の重要性」を悟り、ハングルにそれを見出だしたのは間違いなく、彼が生きていた19世紀後半から20世紀初頭においては間違いなく「当代最高のハングル研究者」である事も確実視して差し支えない。1896年に朝鮮半島初の「純ハングル新聞」である「独立新聞」でも要職を務めていたと言う。また、1907年7月には朝鮮政府によって国文研究所が設置され、中心研究員として抜擢され、この時期に提出した綴字法案などの11項目は日韓併合後はおろか、現在に至るまでハングルの綴字の基本として受け継がれているのだと言うから韓国内においては「その影響力は絶大」である。
「民を訓(おし)える正しい音」
と言う意味であるが、意外にも世宗が朝鮮半島固有の文字を創作しようとした際、反対意見が続出したのだと言う。その理由は?と言うと、
「昔から中国の諸地は風土が異なっても方言に基づいて文字を作った例はない。ただモンゴル・西夏・女真・日本・チベットのみが文字を持つが、これらはみな夷狄(野蛮人・未開人)のなすことであり、言うに足るものではない」
「漢字こそ唯一の文字であり、民族固有の文字など有り得ない」
と言う「事大主義」基づくものであったのだと言う。これに対し世宗は
「573年前にハングルを創生した世宗大王の愛民精神と、日帝強占期(日本による植民地時代)にハングルを守り抜いた独立運動家たちの民族精神を思い起こす。日帝強占期はハングルを守ることがすなわち独立運動だった」
等と書き込んだそうだが、何の事はない。世宗がハングルを考案したのはこの様な
「無知蒙昧な下々に漢字の発音を『教えてやる』為のもの」
と言う心境からなのであった。また、その後
「朝鮮王朝史上前例のない暴君」
とまで言われる10代燕山君によってハングルの教育や学習を禁止され、ハングルの書籍は焼却、ハングルを使用する者は弾圧される、と言った事件も起きている。原因は燕山君の暴政を誹謗する張り紙が朝鮮半島各地で出現した事だった。勿論日本はこれらの件には一切関係はない。
また、燕山君の次の王である中宗の時には「国家レベルでハングルを禁止」していたそうだが、実際にはその時代の支配層の人間でもハングルを使用していた形跡がある。要するに「アングラ文字」扱いだった訳だが、世宗の「愛民精神」とやらが文在寅の言う通りであったなら、そもそもこの様な経緯にはならなかったであろう。一国の大統領が自国の文字の起源も知らないとは「情けない」にも程がある。
また文在寅は
「ハングルを守る事がまさに独立運動」
などと言っていたが、ハングルの普及は日本の統治によるところが大きい。日本統治下であってもハングルの教育行われ、また使用されていた事は上記の画像から明らかである。文在寅の理屈で言えば
「日本統治下で独立運動を行っていたのは日本」
と言う意味不明な事になってしまう。やはりこの者は「救いのない阿呆」でしかないのだと否応なく理解できるだろう。大統領と言う公人であるなら最低限それ位は弁えてから物を言うべきである。