アメリカが韓国を「敵性国」扱い

※何と愚劣な事をしたのか?
 
18日に韓国で「従北思想」の学生が駐韓米大使公邸の敷地内に侵入し、敷地内でデモを行う、と言う愚挙に出た。如何に文在寅政権が「反米従北」と言ってもそして事件を起こしたのが如何に自分達の支持層の立場だからと言っても、通常の外交感覚を持ち合わせているのであれば「顔面蒼白」となるであろう事件だ。しかも韓国はアメリカに対し、2015年の「リッパート大使襲撃事件」と言う前科を持っている。事件当時、アメリカのハリス駐韓大使は公邸に不在だったと言うが、それは結果論で、「在韓米大使」が「標的にされた」と言う意味合いは変わらないだろう。しかも犯人はリッパート大使襲撃犯同様の「反米従北」思想の持ち主だ。そんな韓国に対し、アメリカもとうとう「堪忍袋の緒」が切れる寸前となっている模様だ。
 
 
※事件の責任は取れよ。
 
事件を受けてアメリカは
 
大韓民国が、全ての駐韓外交公館を保護するための努力を強化することを強く促す」
(We urge the ROK to strengthen its efforts to protect all diplomatic missions to the Republic of Korea)
 
との声明を出したが、そこで使用された「urge」と言う単語が注目を集めている。何故ならこの言葉、「同盟国には通常使わず、敵性国に対して使う言葉」とされているからである。
 
韓国では日本では注目度がないに等しいが、昨年にも夜間に大使公邸への不法侵入事件が起きていたと言うからアメリカも既に「業を煮やしていた」事は想像に難くない。記事は
 
だからと言って、敵性国に用いる言葉が出てくるものだろうか〉
 
と、疑問を呈しているが、そんな悠長な事を言っている時点で「危機感」が感じられない。
 
これらの事件は「単なる反米デモの暴走」なんて生温いものではない。韓国に限らず「外国公館の安寧秩序の保護」は国際法上の義務であり、同時に外交の「基本中の基本」である。それが担保出来ない、と言う事実は
 
「韓国は国際法を遵守出来ない」
「韓国は近代国際法に基づいた外交が出来ない」
 
と言う事を意味する。勿論それは相手国が日本だろうが、アメリカだろうが、その他如何なる国であっても話は同じだ。過去の歴史がどうだとか、大統領の思想が「反米従北」だなんて事も一切関係ない。言い換えれば
 
「韓国の外交は世界の常識に追い付けていない」
 
と言う裏返しなのだが、そこに「危機感を抱かない」時点で韓国は「外交的に終わっている」と、他国から見なされても反論は出来ない。
 
※既に日米には情報が共有されている筈。
 
勿論日米でこの様な韓国の動きに関する情報は共有されている事だろう。つまり韓国は「日米同時に見捨てる」と言う事であろう。アメリカの表現から察するに「最後通告」一歩手前なのだろう。韓国は肚を括っておいた方が良い。