日韓首脳会談での一幕

※自国の主張に自信があるなら堂々と反論してみろよ文在寅
 
先日行われた日韓首脳会談の際に安倍首相は韓国が「ディスカウントジャパン」に用いている福島原発事故における処理水の海洋放出について
 
「科学的データを突き付け」た上で
 
「韓国の原発の海洋放出量の100分の1に過ぎない」
 
と話していたのだと言う。産経新聞報じたものだが、韓国・中央日報がこれを引用する形で伝えている。
 
 
※韓国の原発事故関連の嫌がらせは枚挙に暇がない。
 
韓国の原発事故関連の「嫌がらせ」は水産物輸入規制や石炭灰の検査強化等、挙げればキリがない。勿論「風評被害を垂れ流す」と言うのもそこに含まれる。しかもその主張は悉く
 
「科学的データ知見を無視している」
 
「目的の為なら嘘出鱈目捏造も日常茶飯事」
 
と言う始末の悪さだ。それも官民挙げて総掛かり行うのだから尚更であろう。
 
それらにネットで反論する事も不可能ではない時代ではあるが、最初から「そういう目的」で動いている様な連中に一々マジレスした所で聞く耳など最初から持ち合わせてはいない。枝葉をチマチマ叩くよりもこの様にトップ会談でストレートぶつけてやるやり方が一番効果的だと言えるだろう。そういう意味で安倍首相の対応は非常に的確であると言える。
 
文在寅から反論はなかった事が全てであろう。
 
さて、ここで特筆すべきは産経が安倍首相の突き付けたデータに対して
 
文在寅から反論はなかった」
 
と報じている事である。これが事実と異なる、又は産経報道に何らかの誇張含まれているのであれば韓国側としては何らかの反論があって然るべき事である国際社会においては「反論がない」事は「相手の主張を認める」事と同義である。例え中央日報がこの産経の記事を引用するにあたって自国の政府高官に「事の裏取り」が出来なかったとしても専門家における取材するなどして自国政府の主張の正当性や安倍首相が突き付けた、と言うデータの何が間違っているか、と言った検証や反論は可能だった筈だ。だがこのx中央日報記事は
 
「日本で産経新聞がこの様に報じていた」
 
と言う内容の紹介に終始しており、それらの要素は何処にも見当たらない。答えは簡単で、
 
「反論出来る材料がなかった」
 
と言うだけの事に過ぎない。この件に限らず、韓国メディアが日本のメディアの記事を「紹介するだけ」の記事を出している場合、そこで触れられている「日韓対立」のテーマは「日本の主張が全面的に正しい」と受け止めて差し支えないだろう。
 
※韓国に求められる姿勢。
 
産経の記事だけで事の真偽を判断するのは「万全」とは言えないが、本当に文在寅が安倍首相の突き付けたデータに「反論出来なかった」のであれば、その姿勢は韓国メディアとしては批判の対象としなければならないだろう。先述した様にこの様な場で「反論出来なかった」と言う事はそのテーマに関しては「完全敗北」以外の何物でもない。しかも韓国からすれば「よりによって」相手は「安倍首相」である。それだけで「これ以上の屈辱はない」にも関わらず、である。
 
そこから考えると、中央日報も裏取りや取材を通じて「日本の主張が全面的に正しい」事や「その場で文在寅に反論の余地はなかった」事は把握しているのだろう。そんな情けない姿の自国大統領の姿など「報道出来る筈がない」レベルの醜態であろう。ならばこちらからそれは「拡散周知」させてやるべき事だ。
 
いずれにせよ、韓国のこの様な姿勢や言動は誰の為にもならない。潔く自身の言動の非は認めて修正すべきであろう。それが出来るかどうか?上は大統領、下は庶民至るまでそれが問われているのである。