枝野幸男の暴言

※人はそれを「暴言」と言う。
 
枝野幸男の問題発言だ。
 
枝野幸男衆議院予算委員長の議事運営を批判しているのだが、その発言内容が余りにも幼稚であり、同時に愚劣である。
 
先ずは28日の党会合。枝野幸男
 
「また入閣したいということで、安倍晋三首相に尻尾を振っているポチなのか」
 
と、揶揄。それに対して棚橋委員長は
 
「人を人とも思わぬ侮辱に憤りを感じる」
 
と猛反発。自民党も立憲に対し、撤回と謝罪を求めていた。だが、枝野幸男更に31日の会見で
 
「カエルなら良かったのか」
 
と、悪びれる様子もなく挑発。棚橋委員長が過去に旧民主党を両生類に準えて批判していた事への意趣返しの模様だが、だとすれば明らかにレベルが低すぎる。
 
 
 
※それが国民の立憲民主党への総意。
 
枝野幸男が棚橋委員長をここまで批判する理由は「予算委員会の議事運営が与党寄り」と言う点にあるらしい。だが、立憲民主党予算委員会での質疑内容を見ると
 
 
この様に現在緊急課題である筈の新型コロナウイルス関連や外交・安全保障などそっちのけでどう見ても「スキャンダル追及中心」としか言い様のない内容だ。また、現在行われている国会は通常国会。最大最重要の議題は「来年度予算の決定」ではないのか?それらや「新型コロナウイルスの脅威から如何に国家国民守るのか?」「石油供給の安全確保の方策」よりここまで圧倒的に「スキャンダル追及」が優先されなければならない理由とは何なのだろうか?凡そ常識的な思考回路である限り、立憲民主党の姿勢は「理解不能」である。
 
また、棚橋委員長を「また入閣したいが為に安倍首相に尻尾を振っている」と言うが、国会の予算委員会は「国会の花形」とも言われる最重要の委員会である。しかも現在行われているのは通常国会なのだから予算委員会は最重要である事に疑いの余地はない。その議事運営を任されている事、そして国会委員長の職権の大きさを考えれば年功序列でボンクラに回せる様な役目ではない。それはそれで相当な力量がなければ務まらない、と言う意味であり、また相応の信頼がなければ任せる事など出来よう筈もない。そういう意味では「評価の裏返し」だとも言える訳で、枝野幸男の批判はそもそも「的を得ていない」と言える。
 
 
それ以前の問題としてそもそも
 
立憲民主党に他者を批判する資格などない」
 
と言うのは上記の指摘を見れば明白であろう。参議院の定数を増やす代わりに「歳費の自主返納」可能にする法改正が行われたが、与党と維新は全員それを行っている模様だが、立憲、国民、共産の「国賊野党」は無回答。それだけでも「誰の為に政治を行っているか」と言う姿勢の差は明らかであろう。立憲民主党は国会審議に臨む姿勢からして根底から間違っているが、自分達に課せられた「最低限の責務」すら果たさずに「他者の批判」ばかりに明け暮れているのである。こんな連中に我々国民の税金から歳費が出ている、と言うだけでも十分に腹立たしいが、その上無意味な質疑で時間と経費の無駄遣いを上乗せし、自分達は口だけは達者に「身を切る」と言いつつ、実際には何一つとして行っていない。この様に立憲民主党の言う「まっとうな政治」とは有権者を騙して自分達が金銭的に利益を得る、殆ど「詐欺同然」なのである。実際に立憲民主党詐欺の前科者重職に起用しているのだから、その手口は相当に手慣れている。今一度、立憲民主党の本性を明らかにし、こんな連中に騙される事の無いようにその実態を世に知らしめなくてはならないのである。