竹島に対する韓国の妄言

※その主張通りならサンフランシスコ条約発効前に竹島を強奪する必要はなかった。
 
2月22日は「竹島の日」。本来日本の領土である竹島は韓国に武力によって奪われたまま。それを忘れてはならない。
 
一方韓国では「サンフランシスコ平和条約で韓国の竹島領有権は公認された」
 
と言う曲解が出てきているらしい。相変わらず妄想でしか生きられない哀れな民族の本領発揮である。
 
その主張を一々引用して論破するのも馬鹿馬鹿しい限りなので、「一撃論破」をする事にする。
 
このシン・ヨンハとか言う人物の主張は「国際法上の前提」を無視した妄言に過ぎない。そしてそうである以上、「論として成り立っていない」のである。
 
それはどういう事か?と言うと、国際法では
 
「ある領土の主権を他国に移す場合、領有していた国の同意が必須」
 
なのである。
 
近代以前の竹島の領有権が日韓どちらかにあったのか?と言う問題とは無関係にポツダム宣言竹島はおろか、朝鮮半島全域が「日本領」と言う前提で出され、日本もその前提の元、受諾している事は明白である。つまりポツダム宣言に始まる戦後処理は「竹島は日本領」と言う前提のものだった事になる。
 
良くも悪くもサンフランシスコ平和条約はその「戦後処理の集大成」だと言えるが、その草案作成の際、一度は韓国の横槍で「竹島は日本が放棄すべき領土」とされたが、日本はこれに抗議、その主張が認められて竹島は「日本が放棄すべき領土」には含まれていないのである。
 
つまり、日本が「竹島の領有権放棄に同意した」事実はなく、それ故に国際法上、「韓国が合法的に竹島の領有権を取得した」事実も存在しないのである。ダレスの演説をどう解釈しようが、その国際法上の原則を覆す事は出来ない。
 
※「竹島が韓国領でない」事は韓国自らが認めている。
 
また、大韓帝国時代の韓国の教科書「大韓地誌」には韓国の領域が緯度経度で記載されているが、その範囲に竹島は存在しないし、そもそも韓国がサンフランシスコ平和条約発効前に竹島を武力で制圧したのはそうしないと
 
サンフランシスコ平和条約が発効すると竹島を日本領として認めるよりない」
 
からである。国際法上、条約などで認められた領土はそれ自体が領有権の根拠となる。日本に「領土の範囲に関する法律がない」理由だ。勿論「武力による制圧」は領有権の根拠として現在は認められていないが、それでも韓国が「竹島を武力で制圧」したのは
 
国際法竹島に対する日本の領有権の根拠に対抗出来る要素がない」
 
からである。
 
※それは韓国も承知の筈。
 
また、韓国は決して触れようとはしないが、サンフランシスコ平和条約締結にあたって韓国が竹島の領有権を主張した際、アメリカは「竹島は日本領」と回答している。「ラスク書簡」の事だが、韓国政府がその内容を知らない筈はないし、そもそもこの書簡でも「Takeshima」と、韓国側の呼称は使われていない。
 
それでも韓国が「竹島の領有権」を主張するのであれば、ダレスの演説の曲解よりも「日本の主張を覆す」だけの「国際法上の根拠」を示せば良い。…出来るのであれば、だが。そうやって韓国の主張出てこようが来るまいが、このまま座視している訳にはいかない。竹島を取り戻すには日本が自身で動くしかない。それが出来る器量のある政治家の出現求められているが、そういう気概のある人物が今の国会にどれだけ居るか?政治を変えるのは国民である。我々一人一人がそういう気持ちで政治に対して向き合わなければならないのである。