パンデミック宣言はWHOの敗北宣言だ。

新型コロナウイルス侵入していない国は緑で示されただけ。
 
WHOがとうとう新型コロナウイルス流行を「パンデミック」と認めた。11日現在の世界での感染状況は?と言うと冒頭の画像で緑に塗られた国が侵入の確認がされていない。
 
これを以て「パンデミック(世界的流行)」と認定したと言われても「遅すぎる」と言わざるを得ない。そもそもWHOはこの新型コロナウイルス対策に関しては後手後手の連続で「被害を未然に防ぐ」事に貢献した、と言える事は「ない」と言っても良い。そういう意味では「何ら仕事をしていない」と言えるだろう。
 
 
パンデミック」と言う言葉をWHOが使うのは2009年のインフルエンザ以来だと言うが、今回の様なウイルス流行に関しては「インフルエンザと違って一般化されていない」事を理由に「パンデミック」状態の定義や行動指針は決まっていなかったのだと言う。それがWHOが「パンデミック」と言う言葉の使用に慎重だった理由だと言う。
 
しかし、SARSの様な事例もその間にあったのだから、「インフルエンザ以外の人間が感染するウイルスの可能性」はこれまで想定していなかったのか?と言う疑問も出てくる。で、あればWHOは今まで何をしてきたのか?と言う更なる疑問も出てくる。今回の新型コロナウイルス対策に関しては事務局長テドロスの責任は極めて大きいが、WHOはテドロス以前の根本的な体質にも相当な問題があるのではないだろうか?
 
※個人で出来る事をして感染を防ぐよりない。
 
少なくとも「パンデミック」とは「世界的流行」と言う意味とされている。遅くともウイルスが「人から人へ感染する」事が判明した時点でこの様な事態は予測出来た筈だった。10数年前よりグローバル化が進んでいる現在では尚更の事だ。テドロスは
 
「今後数日、数週間で、感染者と死者、それに感染者が出た国の数は一段と増えるだろう」
 
等と言っていたそうだが、その通りになれば文字通りの意味で「世界全土が感染」となってしまう。「感染拡大阻止」と言う観点ではWHOは完全にそれに失敗した事は明白であり、そういう意味では「パンデミック」宣言した事は
 
「事実上のWHOの敗北宣言」
 
と解釈する事も出来るだろう。
 
※テドロスがとるべき道はただ一つ。
 
この様な事態となった原因は
 
支那とWHOの当初の大甘対応
 
が挙げられる。支那支那ウイルス対策云々よりそれを行う事で目前に迫っていた春節への影響を懸念したからであろう。そしてWHO、特にテドロスは支那との癒着が指摘されているが、そのせいなのか、早期に「支那への渡航自粛や支那からの入国制限措置の発動」を勧告しなかった。それらがこの様な事態を招いたのである。当然その責任は問われるべきだ。
 
少なくとこの新型コロナウイルス流行が終息するまでは兎も角、その後はこの様な事態を繰り返さない為にも「パンデミック」の定義や行動指針を明確に定めるべきであろう。そうでないと今回被害に遭った人々が浮かばれない。それと「公正中立」確保。テドロスの様に真偽は兎も角「特定の国との癒着」が指摘される様ではその時点で事務局長不適格だ。幾ら能力や名声があってもこれではWHOとしての本分は果たせない。WHO改革はウイルス対策同様「待ったなし」である。