緊急事態条項の必要性を言わないマスゴミ

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※先見の明はあったのだが…

憲法記念日が近付くとメディアはこぞって

憲法に対する意識」

を調査して記事にするが、今年に関してはコロナ禍、と言う事情もあり、憲法の欠陥が顕になった。この現実を目の当たりにして尚、自分達の妄想に固執する姿は「哀れ」としか表現の仕様がない。

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https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200502-00000055-mai-pol

毎日新聞の調査でも「緊急事態条項」の必要性が反対意見を上回る結果となり、国民に「緊急事態条項」の必要性が認識されている動きが広まっている事が窺える。だが、

「安倍首相による改憲に反対」

と言う項目に関しては「反対」が上回っている。…不自然だ。

安倍首相は以前から緊急事態条項の必要性を主張してきた。現在のコロナ禍はその「不安が現実のものとなった」以外の何物でもなく、誰が対応しても「事が起きてから法律を作って対応」している限り対応に大きな差は出ない。寧ろそういう事態を想定した対応を主張していた安倍首相の「先見の明」を認めるべきなのだが、マスゴミと言うのは

「安倍を誉めたら負け」

とでも思っているのか、そういう見解を示す事はない。…自分達を「権力の監視者」などと言っておきながら一体権力者の何を見ていたのだろうか?

そもそも安倍首相と言えどもその権限は「法を超越している」訳でもなければ「安倍首相だけの特別な権限」がある訳でもない。安倍首相が自民党総裁4選しようがしまいが、誰が首相でも今回のコロナ禍の様な事態が「今後起こらない」保証などない。不思議な事に

「旧憲法では軍部の暴走を止められず戦争の惨禍を招いた。その反省として憲法9条がある」

と言う連中に限って

「現憲法ではコロナの蔓延を止められず感染拡大を招いた。その反省として『緊急事態条項』が必要だ」

とは言わない。コイツ等の言う「反省」の意味は理解不能レベルである。

いずれにせよ緊急事態条項に関する国民の理解や関心が広まる中でその議論から逃げるメディアに存在意義はない。コイツ等のしている事は「権力の監視」ではなく、「権力への偏見の助長」である。こういう連中もウイルス同様「駆除」しないと「コロナウイルス禍を克服した」とは言えないのである。