おかしなホワイトハウスへの請願
※それだけ嫌われているのだろう。
ホワイトハウスにはウェブでの請願受付コーナーがあり、そこで出された請願に
「1ヶ月以内に10万人以上の賛同署名」
と言うものなのだと言う。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200909-00080235-chosun-kr
幾らアメリカ政府でもこの請願をまともに受け入れて実行する事は出来ず、出来るとしてもせいぜい
幾らアメリカ政府でもこの請願をまともに受け入れて実行する事は出来ず、出来るとしてもせいぜい
「韓国の法律に沿って韓国の警察なり検察が判断する事」
としか回答のしようがない事は署名が幾ら集まった所で最初から想定出来る回答であろう。それだけ文在寅に対する不満が高まっている事は想像出来るし、その気持ちは判らなくもないが、そもそも「ホワイトハウスへの請願として不適切」なのは言うまでもない。
現在、その他多数の賛同が集まっている請願は記事で紹介されている通りアメリカでの政治懸案が殆んどであり、そもそもこの請願コーナーはアメリカの為のものであって、「文在寅の逮捕」を願うのであれば韓国大統領府にも同様の請願コーナーがあるのだからそっちで行うべきものである。賛同が多数集まっている事自体は注目値するかも知れないが、「ただそれだけ」の話にしかならない。
請願を行ったのは韓国人の保守系ユーチューバーらしいので彼の動画の視聴者が賛同者の中心であろう。その影響力は評価出来るのかも知れないが、最初から「実行される事のない請願」を出す意味や意図は不明であり、寧ろ上記の様な理由で韓国人の「レベルの低さ」を証明する結果にしかならない。何を考えているのやら?である。
尤もホワイトハウスはこの件に回答は出さないと言う。先に行われた韓国の総選挙で「与党による選挙操作」を指摘し、対応を求める請願が出されたが、ホワイトハウスは黙殺した先例があると言う。内容の真偽は兎も角、対応としては当然である。
感情論だけで言えば気持ちは判らなくもないが、それを短絡的に実行する、と言うケースはこの国では散見される事案であろう。どうもこの国の人間は「一手先を読む」冷静さに欠けている事が多い。感情で法は曲げられないのだが、それを理解しない限り韓国は国際社会でやってはいけないだろう。ホワイトハウスも呆れているに違いない。寧ろ「韓国の国格」を言うならこういう行為こそがそれを棄損する行為であって、請願を出した本人にブーメランとなって突き刺さる。決して真似をしてはならない行為である。