日本人の国連への評価は最低ランク?

※国連?役立たずなのは明白。
 
今年は国連が創設されて75年となるが、世界14ヵ国を対象行った世論調査でその国連に対する評価が最も低かったのは意外にも日本だったのだと言う。
 
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200922-35159877-cnn-int

 

 


この調査はアメリカの世論調査機関が行ったものだが、日本は国連に対して好感を持っている割合は3割を切り、逆に過半数が好感を持っていないと、今回調査対象となった14ヵ国でも突出して国連への評価は低かったのだと言う。
 
トランプ大統領の言動だけが原因ではない。
 
その理由についてこの記事ではどういう訳か、トランプ政権の国連口撃を多くの日本人が額面通りに受け取った為ではないかと言う分析を挙げているが、アメリカでさえ過半数が国連の活動を肯定的に評価している結果が出ている。トランプ大統領アメリカより日本方が信頼されているとでも言うのだろうか?記事はCNNだが、彼等とトランプ大統領との関係を考えるにどうもこの辺りにも印象操作の臭いがしてならない。
 
それはさておき、日本人が国連を信頼していない、と言うのはれっきとした根拠があると言えるだろう。そもそも国連は「平和を守る」事が最重要任務であり、それが最大の存在意義である筈だが、支那やロシアが常任理事国にいるせいでコイツ等の暴挙に対して何ら対応を打ち出す事は出来ていない。そしてその現状を変えようと言う努力さえ見受けられない。しかも日本は多額の分担金を支払っているにも関わらずそれに見合った発言力はなく、それどころか未だに「敵国条項」対象ですらある。そんな機関を信頼する方がどうかしている訳で、そういう実態を多くの日本人が知っているからこそ結果だとも言える。
 
記事では来るアメリカ大統領選挙トランプ大統領が再選されなかった場合、日本人の国連への信頼は回復するだろうと言う分析を述べているが、ハッキリ言って頓珍漢な予測であろう。先述した国連の実態はアメリカ大統領がここで交代しようがしまいが変わりはないし、そもそもアメリカ大統領の言動で日本人の国連への評価がそこまで影響する、と言うのは腑に落ちない。昨年の同調査でも日本人は国連に肯定的な評価を出した割合は過半数を下回っていた。今年更に悪化したのはコロナ禍への対応でまともなものが無かったからに過ぎない。日本人の国連への不信感の原因は支那やロシアへの不信感がその根底にある為と見るべきであろう。
 
ついでにWHOへの評価も日本は非常に低く、平均値の2倍もの割合で否定的な評価だったと言う。やはり今年更に評価が悪化した背景にコロナ禍があるのは疑いの余地はない。結果は兎も角、CNNが奇妙な分析を述べているのはやはりアメリカ向けへの印象操作の狙いがあるのだろう。アメリカ人に
 
「日本人はトランプ大統領に乗せられている」
 
と言う印象を与え、アメリカ人の過半数が国連に対して評価している結果を羅列すれば「トランプ大統領は他国を扇動しているが、自国民は冷静に実態を把握している」と言う印象を与える事も出来る。それでトランプ大統領の印象を悪く受け止めさせる可能性もあるだろう。記事の結果はその通りでも奇妙な分析と背景を考えるとその様な狙いがこの記事にはある様にも思える。だとすればトランプ大統領がこのメディアを攻撃する訳だ。穿った見方かも知れないが、そういう疑いは拭い去る事は出来ないと言えるだろう。