日本学術会議の実態

※やっぱりその判断は正しかったんじゃないか。
 
菅政権が日本学術会議の会員任命について6人を任命拒否した一件、やはりその判断は正しかった模様だ。その実態を新潮が暴露している。
 
 
「任命拒否=学問の自由侵害」
 
ではない。日本学術会議の会員になれなかったからと言ってその学者の研究が否定される訳ではないのだから当然であろう。また、任命拒否された6人は「h-index」と言う論文の被引用指数は一人が2で残り5人はゼロだったと言う。要するにコイツ等の「研究」は同業の学者から見て
 
「その論文を引用するなどの『参考にする』に値しない」
 
程度の代物でしかない、と言う訳でそういう研究が出来る時点で「学問の自由」は十分に保障されているのである。
 
また、安保法制など「政府の政策に反対した」事が理由なのではないか、と言われているが
 
https://twitter.com/dappi2019/status/1316240338009296898?s=19

 

 

今回任命された学者には「安保法制に反対」した学者が少なくとも10名は居る。政府の政策に反対した、と言う理由で任命拒否したのであれば今回の6人だけでは説明にならない。従って「政府の政策に反対した」事だけが任命拒否の理由でない事は明らかであろう。
 
※今回の件もマスゴミの「印象操作」が働いている。
 
日本学術会議は4兆円にものぼる研究予算の配分に影響力がある。その上日本学術会議自体にも年間10億円もの予算があてがわれ、会員は「非常勤の特別職国家公務員」と言う扱いになる。そして記事によれば「日当2万円」だと言う。それだけの組織であれば肩書と言い、任命されるだけで旨味は十分にあると言えるだろう。だから任命拒否された事で逆ギレして
 
※本性丸出し。
 
この様な事を言うのだろう。記事が
 
「学問の自由の侵害ではなく、単に学術会議の自由が侵されただけ」
 
と言うのは「言い得て妙」である。そしてそれこそが「答え」なのではないのだろうか?
 
日本学術会議防衛省が創設した研究助成を批判し、「研究者は軍事研究を行うべきでない」とする声明を発表した事があり、それを受け入れて軍事研究をストップした大学もあると言う。また、岩手県宮城県の山間部に作られる予定だった素粒子の大型実験施設・国際リニアコライダーは、学術会議が最近ネガティブな評価をしたことで政府が及び腰になり「殆んど計画が頓挫」したと言う。つまり「学問の自由」に関する影響力は政府よりコイツ等の方が上、と言うのが実態なのだ。
 
「特に理系の研究分野では学術会議の推薦がなければ大型プロジェクトは進まない」
 
とまで言われているのだから推して知るべし、であろう。
 
日本学術会議は「学問の自由」を声高に叫んでいるが何を隠そう、コイツ等こそが「学問の自由」を侵害している一番の元凶なのである。この点を正確に理解しておかなければ今回の事態を理解する事は出来ないだろう。国賊野党やマスゴミ共は決して触れない部分なだけに判り難いが、そこにメスを入れる切欠として今回の任命拒否があるのであれば菅首相の判断は正しかった、と言う事になるし、
 
「誰がリストから6人を除外したのか?」
 
など「大事の前の小事」でしかない。そこに論点を移している、と言う事は国賊野党やマスゴミが「論点のすり替え」を行っていると言う事であり、その時点で「隠そうとする点がある」事は十分に窺える。それこそが「日本学術会議の闇」なのである。
 
日本学術会議は自らを「学者の国会」等と称しているそうだが、実態は
 
「新規の会員は選挙ではなく、別の会員に推挙してもらうことで初めて国に任命される。決め方は非民主的です。自然、思想的にも似た人が集まるので、とてもじゃないですが、学者を代表する組織とはいえません」
 
と言うコメントが記事に出ている様に選出過程は寧ろ共産主義国家での選挙方式に近い。これでは国賊野党やマスゴミの言う「多様性」など生まれる余地もない。日本学術会議の存在意義そのものを否定はしないが、少なくとも設立の趣旨とはかけ離れた組織になっているのが現状であろう。そこにメスを入れる事の何が悪いと言うのだろうか?
 
※疑うべきは日本学術会議の方である。
 
先の戦争で科学者が戦争に協力させられた事への反省が日本学術会議の設立の切欠だと言う。もっとも戦争自体「良い事」ではないが、戦争において科学者が総力で協力するのはどの国でも行われてきた事である。国家の意思で戦争を始め、その結果国自体や国民に多大な被害を与えた事は当然反省すべきだが、それが行き過ぎた結果、日本学術会議は歪んでしまったのだろう。「過ぎたるは尚及ばざるが如し」と言う言葉もある。日本学術会議や左翼の思想、と言うのはまさにそれであると言えるだろう。日本学術会議の自浄や国賊野党やマスゴミに期待は出来ないだけにここは菅政権が「どの様にコイツ等にメスを入れるか?」と言う点に期待するよりない。この件の実態は
 
既得権益を打破出来るかどうか」
 
の試金石であると言えるだろう。