意外にまともだった韓国のコラム

※コイツに是非とも読ませておきたいコラム。
 
韓国・中央日報に掲載されたコラムが至極真っ当な内容であると別の意味で驚きを与えてくれる。こういう意見を言う人が韓国にも居る、そして自社の論調と異なっていてもそれをそのまま掲載する、と言う事は素直に評価してもいいだろう。
 
https://news.yahoo.co.jp/articles/92a2e0662883a7e011b22de7eefda1aee493087c

 

 


テーマは言わずと知れた日韓関係。所謂徴用工問題や所謂慰安婦問題等、日韓関係の阻害となっている件について国際法の観点から見れば韓国人の目から見てもこの様な結論になる、と言う事である。安倍前首相は正しかった、と言う裏返しでもある。
 
問題はこの様な「正論」を韓国社会、ひいては文在寅が何処まで聞く耳を持ち、そしてそれを受け入れる度量があるか?と言う点に尽きるだろう。このコラムの著者を「親日派」等と罵倒している様ではこの国のレベルもたかが知れている、と言う証明である。
 
※日韓国民の相手に対する好感度の推移。
 
もっとも日韓国民の相手に対する好感度は最近の調査によると「日本に悪印象を持つ韓国人」は増加したが、逆に「韓国に悪印象を持つ日本人」は減少したと言う。
 
原因として上記グラフを含めた出典先は韓国では日本の輸出管理体制見直しがその原因だが、逆に日本では「嫌韓」を通り越して「諦韓」「棄韓」となっているのではないか?と言う分析をしているが、その通りであるなら韓国にとっては危険な事である。何せ
 
「日本と韓国の関係は、現在の自国にとって重要だと思いますか」という設問もある。韓国側で「重要である/どちらかといえば重要である」と答えた人は82.0%いるのに対し、日本側は48.1%〉
 
だったと言うのだから多くの日本人は韓国を「重要視していない」と言う認識が既に浸透しているからだ。
 
文在寅のこれまでの言動を見ればそれは当然の結果だと言える。菅首相が所謂徴用工問題に関して「日本が受け入れ可能な解決策を韓国が出さない限り訪韓しない」とした事も一部で「首脳会談に条件を付けるのか」と批判する声が出ている様だが、支那朝鮮が安倍前首相にしたそれとは「似て非なるもの」である事は認識しておくべきである。菅首相がそれを口にしたのは「韓国の国際法違反」が前提としてあるからであり、安倍前首相が支那朝鮮に何らかの「国際法違反」を仕出かした訳ではない。その違いがあるからこそ菅首相のロジックは成り立つのであって、その違いが判らない、と言うのであればこれらの問題に口を出さない方が賢明である。己の無知を晒す結果しか生まないからだ。
 
要するに現在「最悪」と評される日韓関係の元凶は「文在寅」だと言う事がこれらの事からも明らかであろう。そんな中でこの様なコラムが出てきた事は
 
「韓国に残った僅かな良心」
 
であり一縷の希望だが、先に述べた様にこのコラムの著者を「親日派」等と罵倒するのではその残った僅かな希望も自らの手で断ち切るに等しい愚行でしかない。文在寅にこそ真っ先に読ませたいコラムだと言えるが、仮にコイツがこのコラムを読んだ所で己の間違いを認めて正す事はしないだろう。コイツの残り任期もそう長くはないが、それでもコイツが口を開く度に日本人の「諦韓」「棄韓」感情は増大する一方である。この様なコラムを掲載して韓国社会がどう反応するか?それはそれで見物だが、それこそが「日韓関係を更に悪化させる起爆剤」となり得る事は韓国は十分に認識しておくべきだ。…もっともそれだけの冷静さがあれば、の話ではあるのだが。