差別と区別の違いを理解していないハンギョレ

※知るか。
 
韓国・ハンギョレがまたもや「アホな記事」を掲載している。朝鮮学校が無償教育の対象外なのは「適法」と言う日本の裁判所の判決に不満の模様だが、コイツ等が単なる阿呆なのか?それとも取材不足なのか?いずれにしても事態の本質を理解していない。
 
 
朝鮮学校は日本の法律上無償教育の対象となる『学校』ではない」
 
からだ。朝鮮学校がその性質上無償教育の対象となる「学校」の法的要件を満たしていないにも関わらずそれを認めろ、と幾ら訴えた所で認められる道理は最初から存在しない。ハンギョレのこの記事を読むと恰も日本が朝鮮学校を、ひいては朝鮮民族を差別し、裁判所がそれを追認したかの如く読めるが、法的要件を満たしていないのに果実だけ認めろ、なんて虫が好すぎると言うだけの話で全ては終わる。そんな事は日本の法律を調べれば否応なしに判る事なのだが、この記事ではそこには一切触れていない。悪質な印象操作を試みたのか?それとも取材不足なのか?いずれにしても書いた記者のレベルの低さが良く出ている事に変わりはない。
 
原告側は国連の人種差別撤廃委員会と子供の権利委員会の
 
「生徒たちが差別のない平等な教育機会を享受できるようにしなければならない」
 
と言う主張を根拠にしているが、それはあくまでも「対象となる『学校』と言う土俵が同じであれば」
 
の話であって、通常の「学校」に通う日本人の生徒と朝鮮人の生徒で日本人は無償、朝鮮人は有償、と言うのであればこの様な訴えをする意味はあるし、起こせば勝訴出来る可能性は高いだろう。だが、この件では通常の「学校」と朝鮮学校は日本の法律上「土俵」が異なる。言い換えればこの件は
 
ハンドボールでの『ドリブル』をサッカー同様『足を使える様にしろ』」
 
と言う様なもので、そもそも認められる可能性は最初から存在しない。この様な訴えを認める裁判官がいればそれは買収されたか、法律を理解していないか、最初から悪意を持って判決を出したかのどれかでしかない。どれも裁判官としての「良心」に反する事なのでそういう判決が出る可能性はまずない。ハンギョレはそれを理解していない模様だ。
 
これは「差別」ではなく「区別」の範疇なのだが、世の中未だに「差別と区別の違い」を理解せず、混同している例が多い。先ずはその違いを理解する事から始めなくてはならないが、それもせずに騒ぎ立てる様な奴がこういう記事を書くのだろう。そしてこういう連中はどういう訳か「思想が左に傾いている」奴が多い。思想が左に傾く、と言うのはこの様な害悪になる、と言う事でもあろう。我々もそうならない様にしなくてはならないが、この様な記事でもそういう「反面教師」としての意味は見出だせるだろう。と、言うかハンギョレ、ひいては左に思想が傾いている、と言う連中の存在価値などその程度のものでしかない。この記事もそういう証明位にはなるだろう。