ソウル市での異常な条例

※歴史的事実は法では縛れない。
 
韓国の「反日」如何に愚劣で事実に基づかない代物であるかは今更言及するまでもないが、ソウル市で17日におかしな条例が可決されたと言う。
 
https://news.yahoo.co.jp/articles/c5cd4f9977fc8388ec64695ba755e6097fa99c3b

 

 


その条例は親日反民族行為清算支援に関する条例」と言って、所謂日本帝国主義侵略及び統治に協調・同調した過去を反省し、同じ歴史を繰り返さないという名目らしいが、実態は市内の学校に残っている「班長」「当番」「朝会」等の日本語の使用を是正し、歪曲された韓国の言う「日本の歴史観」を正す教育を実施、また所謂日本帝国主義を擁護し、所謂徴用工や所謂慰安婦問題について韓国の主張と異なる歴史解釈や学術活動を「犯罪行為」と規定し、これを阻止すると言う内容だと言うのだ。コイツ等筋金入りの阿呆だ。
 
韓国のこれらの問題に対する主張が何であれ、歴史的事実は法では縛れない。そういう資料や証拠に基づいて研究した事を「犯罪行為」と規定するのはどう見ても「学問の自由」に対する侵害であり、「表現の自由」も同時に侵害している事は明らかである。これらの自由は韓国の憲法でも保障されているのではないのか?要するにこの条例は韓国の憲法に違反していると言えるだろう。そしてそれを誰も不思議に思わないのであれば「韓国の反日」は法を超越した存在だと言う事になる。その時点で何処からどう見ても「法治国家の在り方ではない」事は一目瞭然だが、こんな異常思考に付き合うどんな道理が日本にあるのだろうか?
 
また、ソウル市は今年8月に日本人や日本企業名義で登記されている土地と建物3022件を抹消して国家に帰属させると発表したが、それらの不動産は韓国の法に基づいて合法的に取得したものではないのか?また、一兆歩譲って「外国人の不動産取得を認めない」と言う考えに基づくものだとしてもそうであれば全ての外国人が対象でなければならない。要するにこの措置は明らかな「差別」と言う側面も持ち合わせていると言えるだろう。韓国ではこの様な「差別」が当然の如く行われているが、そんな相手と「友好」を主張する神経そのものがおかしい。「友好」の第一歩は「相手を知る」事から始まるが、韓国との友好を主張する人はそういう韓国の実態を知っていてそういう事を言うのだろうか?
 
いずれにしても経済失政、コロナ対応への不満、側近や閣僚のスキャンダルが影響して文在寅の支持率は低下する一方でしかない。コイツに限らず韓国大統領は任期終盤になると支持率が低下し、それを挽回する為に「反日」パフォーマンスに走るのはお約束だ。ソウル市でのこれらの措置もその一環なのであろう。何せソウル市は7月に市長にセクハラ容疑が浮上し、自殺して現在は市長不在、来年春には補欠選挙が行われるが、現状では与党の不利、と言う状況らしい。また、同様の構図の釜山市長選挙、そして本命の大統領選挙と、3連敗でもしようものなら与党にとっては壊滅的な被害とも言え、特に大統領選挙に敗北すれば今まで好き勝手やって来たツケを払わされる事になる。だからこそ、この様な「反日」を前面に打ち出した措置を連発するのだろう。そういう意味ではこれらの措置は「序章」に過ぎないとも言える。そうでなければ失った支持率を回復出来ないからだ。要するに選挙前迄にもっと過激な「反日」パフォーマンスが連発される、と言う意味でもある。
 
韓国が何をした所で日本に痛手を与えるものではないし、単に鬱陶しいだけだが、一度怒って「倍返し」でもしてその報いを与えてやるべきである。そうでなければコイツ等は自分達のやっている事が如何に愚劣なのか理解しない。そういう事を教えてやる良い機会、とも言えるだろう。と、言いたい所だが、現状ではコロナ対応や経済対策等、先にやるべき事は山程ある。従ってコイツ等は「相手にしない」のが現状では最善の様である。