常識はずれの韓国国家人権委員会

 

※「国際法違反<違法なデモの権利」とは…
 
韓国の異常な人権感覚がまた一つ明らかになった。韓国には人権侵害の有無などを判断する「国家人権委員会」なる組織があるのだが、2019年に起きたアメリカ大使公邸侵入事件について
 
「大使公邸前で『一人デモ』を継続出来る権利を保障すべき」
 
と言う見解を示したのだ。異常にも程があると言えるだろう。
 

 

 

 
 
※明らかな国際法違反案件。
 
この事件は2019年に韓国の左派大学生の集団がアメリカ大使公邸前で抗議デモを行い、その際に数人が大使公邸敷地内に侵入した、と言う事件で、大使は当時不在で危害はなかったが、当然逮捕者が出ており、デモを主導した人物数人に一審で有罪判決出されている。(これから二審審理が始まるが。)
 
デモの内容や人数が何人だとか以前の問題として外国公館の安寧秩序の維持は国際法で定められた義務である。従って例え韓国が他国に抗議する様な事案が発生し、その非が100%相手国にあったとしてもそれに抗議するデモを行う事は兎も角、それによって当該国の公館、大使館や領事館等の安寧が損なわれる様な事はあってはならないのが常識である。
 
この事件の舞台となったのはアメリカ「大使公邸」であり、安寧秩序の維持が求められる「外国公館」に該当する事は論を待たない。韓国の「デモを行う権利」がどの様な法で保障されていようが、所詮は韓国の国内法でしかない。国際法の規定を否定したり、履行を拒否するのに自国の国内法を根拠にしてはならない、と言うのは国際法における常識だが、韓国国家人権委員会はそれを無視した判断をした、と言う訳だ。「異常」としか表現のしようはない。
 
幾ら「人権」と言ってもそれは無制限に主張出来るものではなく、「違法行為を行う権利」など主張出来る筈もなければ認められる筈もない。しかも、この件でアメリカは韓国に対して「敵性国に使う表現」を敢えて用いた声明を出して抗議した程だ。そういう事は既にコイツ等は忘れているらしい。自分達が「被害者」だと吹聴出来る時は嘘出鱈目捏造歪曲、何でも駆使して異常な粘着性や執着心を見せるが、一転自分達が「加害者」になった場合、都合良く綺麗さっぱり忘れてしまうらしい。一個人でもこんなのが居れば人間関係には一定の距離をおいて当然、と言うレベルだが、韓国はそれを国家ぐるみでやっている。「世間一般の常識が通用しない」のである。こんな連中と敢えて友好だ何だと言う意味さえ理解不能な域に達している。文在寅が左派の「人権派弁護士」であった事を考えればこの国家人権委員会のメンバーも似た様な思想の持ち主である事は容易に推察出来る。思想が「左に傾く」と言うのはここまで異常な感覚になってしまうのである。逆に思想が「右に傾く」事や保守が「100%正しい」とまでは言わないが、少なくともこの様に「左に傾いて法や常識を理解しない」よりは絶対にマシだと断言出来る。思想が左に傾いて良い事など「全くない」と言っても過言ではないだろう。
 
韓国では外国公館100m以内でのデモは法律によって禁止されている。だが、国家人権委員会
 
「デモを行う人物が突発的な状況を計画していたとしても、1人デモ自体を最初から阻止するのではなく、物理的危険の発生が明らかに懸念される場合に阻止することが侵害の最小性原則に一致する」
 
等と現行法を無視した見解を出した。また、アメリカが事件後、公館保護の強化を要請した事についても
 
表現の自由の保障を考慮することなく、1人デモまで全面禁止するよう求めたと解釈すべきものではない」
 
等と意味不明な見解を出したが、外国公館の安寧秩序の維持は国際法上の義務であり、人数に関わりなくデモを行う事自体がそれに抵触する行為である。そして韓国では外国公館100m以内でのデモは禁止されている、と言うのが国内法なのだからそれを無視して「表現の自由」も何もあったものではない。コイツ等の主張は詭弁でしかない事は明白だ。
 
こんな情けない内容をわざわざ日本語に翻訳してネットで配信する感覚も理解不能だが、これを英訳して海外に配信しているのだろうか?この記事を事件の事を知っているアメリカ人が読んだらどう思うのか考えているだろうか?間違いなくアメリカの韓国に対する感情は悪化する。こうやって韓国は自ら「嫌韓」を世界中で養成しているのである。そういう意味では「嫌韓」は自業自得であると言えるだろう。