山本太郎が作る「野党共倒」
※迷惑落下傘。
れいわ新選組の山本太郎が次の総選挙で「東京8区」からの立候補を表明した事が国賊野党同士の「不協和音の象徴」となっている。仮に調整出来てもここまで大きく報道されては有権者から好印象を得られるとは思えない。これでは「野党共闘」どころか「野党共倒」の象徴になりそうな予感が既に充満している。
https://news.yahoo.co.jp/articles/dd184e4dfb4ec725b66f8067e543245af65d7166
問題の東京8区は自民党の石原伸晃が地盤としている場所であり、普通に各党がバラバラに候補を立てれば小選挙区ではまず石原伸晃の勝ちになると言われている。そこで「野党共闘」で石原伸晃を落選させられればその意味は非常に大きい。国賊野党としては立憲、共産が候補の擁立を狙っていて、立憲候補に一本化する方向だったと言われている。地元からすればそこに山本太郎がいきなり乱入して「野党統一候補」の座をかっさらって行く様なものだ。簡単に納得出来るものではなかろう。実際、地元の立憲サイドは抗議している。
※所詮は国賊野党の内輪揉め。
この件、枝野幸男は「困惑している」と言っている。また、
「わが党の候補者が長年地道に地域で活動してきたので、避けていただければありがたい」
とも発言しているので内心迷惑に感じているのだろう。一方の山本太郎は
「事前に話し合っていたにもかかわらず、決定していたにもかかわらず、もめ事として表面化してくる。関わる政党がしっかりと整理できていないのは、党内のコントロールができていないと見るのか、それとも『はしご外し』なのか」
と、決定していた事だと主張しており、食い違いを見せている。
※それが国賊野党のレベル。
また、これにより東京8区から立候補予定だった立憲候補が体調不良になった、とも言われている。山本太郎の言う通りならそんな事にはそもそもならないだろうし、そういう事実があったならこれでショックで寝込む様なヤワな精神で国会議員が務まるのか?と疑問符が付く。どっちにしても「勝てばいい」と言う話では終わらないのだが。
この件に関する報道を見てみると、
出馬する事は立憲共産含めて合意してはいたのだろうが、「東京8区」とまでは決まっていなかった様に思える。野党統一候補にする以上、割を食う候補へのフォローなど、調整しなければならない事は多い。だが、総選挙が早まった為、それが間に合わなくなる可能性も出てきたのだろう。山本太郎についてはそもそも出馬する選挙区すら決まっていなかったのではないか?それ故に山本太郎は出馬する選挙区を先に言う事で立憲や共産の尻を叩く、若しくは既成事実化する狙いで先走ったのではないだろうか?そうでなければ立憲の反応の説明が付かない。
※国賊野党にかけてやる魔法などない。
コイツの言動は結局は「自分の為」でしかない。野党統一候補になる事は「手っ取り早い集票手段」程度にしか思っていないのだろう。少なくとも日本ではこういう「自分勝手で周囲の輪を乱す奴」は嫌われる。それだけでも「国会議員に相応しくない」理由として落選させるには十分だ。選挙は「勝てば官軍」だが、これで山本太郎が東京8区から強引に出馬して石原伸晃に負けたら地元の立憲や共産にどう説明するつもりなのか?「力不足でした」では済まされない事は確実だが、コイツはそこまで考えて行動しているのか?甚だ疑問である。
いずれにしてもこんな奴を議員にして我々の税金でメシを食わせる必要など皆無だ。コイツがどういう形で立候補しようが有権者が「NO」を突き付けるのは義務に等しい。コイツのこの行動は「野党共闘」を「野党共倒」に変える起爆剤になり得る。まあ、その方が日本の国益にはなるのである意味では「選挙には」必要な存在なのかも知れない。「バカとハサミは使いよう」とは良く言ったものである。