紙幣のデザインに採用された人物から判る歴史
※紙幣の人物の選定にもそれなりに理由はある。
韓国保守論客のファンドビルダーなる者が
「紙幣の図柄に選定された人物」
と言う視点から日韓の違い、韓国の問題点を考察している。これはこれで非常に興味深い。
https://news.yahoo.co.jp/articles/93b39261df47b6586ace75a5a49f16235eb91d60
記事では韓国の紙幣に使われている人物に朱子学の学者が多い事を指摘しており、その朱子学が現在に至るまで韓国社会に悪影響を与えている事を指摘している。朱子学の全てを否定はしないが、少なくとも民主主義社会にそぐわない点が多々あるのは認めなくてはならないだろう。
※日本の紙幣に登場した人物。
さて、日本の紙幣に登場した人物、最近は明治以降に活躍した人物ばかりが選ばれている。「近代化」がキーワードだと見られても不思議はない。対して韓国は?と言うと中世の人物ばかりの様だ。同時代の日本の人物が紙幣の図柄に選定された例はない。意外な事ではある。問題はその紙幣に選ばれた人物の残した業績で、最近の紙幣だけ見ても医学、文学、教育など様々な分野から選ばれているが、韓国は儒者ばかり。韓国は何かと
「無知蒙昧な蛮国だった日本に朝鮮が色々教えてやった」
と言うが、誰が何を教えたのか?韓国の主張通りそれだけ日本に大きな影響を与えた人物なら韓国にもその名前と業績は残っているだろう。だが、何故か紙幣の図柄に選ばれた事はない様だ。また、
「朝鮮半島の近代化は日本による統治下で進んだ」
と言う「歴史的事実」を口にすると韓国人の大多数は
「大韓帝国時代から近代化は始まっていた」
と反論するだろう。だが、具体的にどんな近代化施策を誰がどの様にしたのか?それだけの業績を成し遂げた偉人なら紙幣のデザインになってもおかしくはないのだが、そういう話も聞かない。何故か?
※ここまでの近代化を成し遂げた韓国人とは?
答えは言うまでもなく
「紙幣の図柄に採用出来る偉業を成し遂げた偉人など最初から居なかった」
からである。居れば現在の民主主義にはそぐわない点が目立つ朱子学の学者ばかり紙幣の顔になったりはしない。
※浮世絵が西洋に影響を与えたのは事実。
また、浮世絵がヨーロッパに伝わり、ゴッホなどに大きな影響を与えた事はよく知られているが、同時代の朝鮮半島の文化や技術が西洋にどんな影響を与えたのだろうか?少なくとも不肖筆者は知らない。まぁ結果は考えるまでもなく明白だが、この記事から普段何気なく見ている紙幣からもそういう考察が可能、と言う点に気付かされた。それは素直に感心してしまった。こういう記事を書ける人間を韓国はどう評価するのか?それが問われる事になりそうだ。