佐渡金山での朝鮮人労働者に対する未払い賃金関連韓国メディアの捏造報道

 

※また韓国が「歴史の捏造」を謀っている。
 
日本が世界遺産登録を目指す史跡である佐渡金山。そこで韓国が「また」歴史の捏造を企んでいる。世界遺産登録を目指すのは大いに結構だが、それなら軍艦島の時の様な過ちは繰り返してはならない。しっかりと事実を発信して韓国の企みを打ち砕いた上で世界遺産登録を目指さなくてはならないだろう。
 

 

 

 
※強制労働に何故賃金が?
 
佐渡金山の概略を簡単に言うと、鉱脈が発見されたのは1601年、江戸時代は幕府の直轄として、また明治時代も前半は国家の管轄として日本の金銀の産出を支えた。明治後半以降は民間に払い下げされ、資源枯渇により閉山したのは平成になってからである。
 
この韓国メディアの記事では戦中に朝鮮人労働者が千人以上おり、賃金が支払われていなかったと言う日本の公文書があった、と報じているが、事実の歪曲と歴史を捏造しようと言う狙いがミエミエだ。
 
※韓国メディアは取材が足りない。
 
佐渡金山には
 
佐渡の金山この世の地獄、登る梯子は皆剣」
 
と謳われる様な過酷な強制労働があった事は事実だ。金銀の産出と言う「表の顔」だけでなくそう言った「裏の顔」もあった事は我々も知っておかなくてはならない。そんな強制労働者の
収容された小屋は「銀山間の山奥の谷間」にあり、「外界との交通は遮断」され、逃走を防いでいたと言う。勿論期限などはなく、文字通り「死ぬまで」の強制的な重労働を科されていた人々がこの金山には存在していたのである。
 
※その様子を再現したジオラマ
 
如何にも韓国人が喜んで飛び付きそうな話だが、それは戦時中の朝鮮人の話ではない。江戸時代後期の話である。当時江戸で氾濫していた無宿者(浮浪者)や犯罪者を佐渡に送り込み、そういう重労働に強制的に従事させていたのだ。彼等は主に「水替人足」に充てられた。これは鉱山の開発によって坑道が海抜下に達し、坑道に水漏れが発生し、無視出来ない問題だった為である。治安維持や見せしめ、と言った意味もあった様だが、明らかに人権を無視した措置ではある…と言いたい所だが、これは日本に「人権」と言う概念が定着する以前の話。残念ながら人権屋の出る幕はない。
 
※韓国メディアでは日常茶飯事。
 
さて問題の公文書。少なくとも終戦時点で千人以上の朝鮮人労働者がいた事、そしてその給料の少なくとも一部が未払いになっていた事が判る。が、その分23万1059円59銭が法務局に「供託」されていたともある。それが佐渡金山で働いていた朝鮮人労働者への「未払い賃金」である。
 
※タダ働きなら賃金を供託する筈がない。
 
そもそも韓国人が言う様な「強制連行して強制労働」による労働力の搾取なら最初から未払い賃金云々、と言う話になどならない。時期的に終戦後の混乱や朝鮮人の帰国などで支払う意思はあったが、当人達に連絡が付かなかった等の理由で支払いが出来ず、やむなく供託したのだと思われる。だが、供託期間中に日韓の国交正常化はされず、打つ手もなく法の規定で供託金は国庫行きになってしまった、と言うのが実際の所なのだろう。勿論それらも含めて「日韓請求権協定で解決済み」の話だとしか解釈のしようはない。
 
※勿論「解決済み」の案件でしかない。
 
供託された23万1059円59銭が現在でどれ位の価値になるのかは判断が難しいが、時期を終戦直前だと仮定して、当時の1円が現在の200円前後、と言う説を採用し、これが全員分の未払い賃金の総額とすると平均して一人あたり4万円ちょい、となる。これが日当なら随分な高給だが、鉱夫は給料良かったと言うが、まさか月給、と言う事はあるまい。だとしたら韓国人が狂喜してしまう。そもそも記事から未払い賃金の期間が判らないので判断の仕様がないが、数日分の日割り計算の結果、と見るべきではないだろうか?
 
※徴用の実態は明らかになっている。
 
いずれにしても「本来の意味で」徴用された朝鮮人の数は明らかになっている。従って佐渡金山で働いていた朝鮮人の大半が出稼ぎ等で日本に来た事は明らかだ。そして未払い賃金があったのは事実だが、当時の法体系で出来る事はしていた事、そして「日韓請求権協定で解決済み」と言う事実をハッキリと発信しないと軍艦島の二の舞になる。同じ過ちを繰り返さない様、日本政府が先頭を切って音頭を取らなければならないのである。