遂に北京にも侵入したオミクロン株

 

※さぁ、どうする?
 
北京オリンピックまで3週間、と言うタイミングでオミクロン株が北京でも確認された。支那としては「ゼロコロナ」を徹底していただけあって衝撃であろう。オリンピック開催に暗雲が漂うのは致し方ない。
 

 

 

 
※流石に隠蔽は出来なかったか。
 
オミクロン株は症状比較的軽い、とされるものの、感染力がハンパではなく、一瞬で感染爆発に至るのは世界各国で証明済みだ。今更全市民のPCR検査を行って陽性者を隔離する政策を強引に行った所で北京の人口は2000万人を越える。不眠不休で1日あたり100万件近い検査を行う必要があるが、それが現実的な事かどうかは自明の理であろう。仮にそれをやる体制があったとしても外国からの選手や取材陣の入国等で更なる感染源の発生や感染爆発に繋がる可能性は否定出来ない。
 
しかも感染者の感染経路は不明。直近2週間は市外に出ておらず、かつ感染者との接触歴もないと言う。要するに支那政府が何と言おうが、何をしようがオミクロン株は既に北京市内に根付いており、今回の感染者が「最初の一人」であったに過ぎない。更にオミクロン株の前ではワクチン接種の有無等問題にならない。ワクチン接種をしようがしまいが感染しているのは明らかだ。日本でも連日過去最高を更新し続ける勢いで感染が拡大しているが、ワクチン接種をした人がどれだけ感染しているのかはイマイチ良く判らない。こういう所まで明確に報道してこそ、なのだが。
 
※責任者の処罰はこの国では必至であろう。
 
事ここに至って北京オリンピックは開催出来るのか?IOCから公式なコメントを聞かないが、まさかこれでも開催を強行するつもりなのか?東京オリンピックの時はオミクロン株などまだなかっただけに状況は違うし、オミクロン株へのワクチンの有効性も怪しい。対策などあってないに等しいが、これでも開催するなら東京オリンピックを1年延期したのは何だったんだ?と言う話になる。習近平の面子など二の次以下である。IOCは即座に「北京オリンピックの延期」を通告すべきではないのか?
 
また、オリンピックの開催の有無とは無関係に支那政府はオミクロン株の北京侵入を防ぐのは至上命題であった筈だ。だが、実際には侵入を許してしまった。こういう国では責任者の処罰は必至だろう。可哀想な部分もあるがおかしな国に生まれてしまった不幸は誰のせいでもない。国を恨んで貰うしかない。
 
支那は「ゼロコロナ」政策をとってきたが、出てきた時点でそれは破綻し、敗北を意味する。今更北京をロックダウンしても手遅れである事は容易に予想出来るが、習近平はどうするのか?こうなれば参加を取り止める選手も出てくるかも知れない。そうなれば「開催しても失敗」と言う奴にとっては最悪の事態にもなりかねないが、そもそもコロナのパンデミックの責任は奴にもある。その意味では因果応報とも言えるが、どうするかは見物であると言えるだろう。