論外だった立憲民主党の総選挙総括

 

※ダメだこりゃ。
 
立憲民主党が惨敗した先の総選挙の総括を発表したのだが、肝心な部分は曖昧と、何を総括したのか意味不明な内容になってしまった。そういう曖昧さが国民から支持を得られず、選挙に勝てない理由だと識者、マスコミ、一般国民に至るまで様々な方面から指摘されているのだが、コイツ等にそれを理解する脳味噌はないらしい。だから「成長がない」と言えるのだが。
 

 

 


野党共闘について明確な認識が必要だ。
 
これまでの世論調査などの結果から「野党共闘が国民の支持も理解も得られていない」のは明白だ。そんな「国民の支持も理解も得られていない」政策や選挙戦術で勝てると何処をどうしたら思えるのか?机上の空論で政権交代が出来るなら誰も苦労はしない。立憲民主党は「現実を認識する能力」からして根本的に欠如している。
 
※寧ろ部分的成果を強調する方が問題。
 
しかもこの総括は
 
共産党との連携を理由に投票先を立憲民主党候補から、ほかの候補に変更した割合が投票全体の3%強となり、接戦区の勝敗に影響を与えた」
 
と、言う1文が党内からの反発で削除された。致命的ミスだ。立憲民主党には「野党共闘のおかげ」で当選出来た議員がそれなりに居る。そういう議員の存在は「野党共闘の成果」ではあるが、所詮は一部の話であり、枝葉でしかない。本気で政権交代を目指し、「立憲民主党政権」を狙うならそういう枝葉ではなく、全国的な視野で「どれだけ議席数を伸ばすか」の戦略が必要だ。それが無いのは「目先の小金に飛び付いて将来の大金を獲り損ねる」結果しか生まない。それでは政権担当どころか政治家としての資質からして欠如していると言うよりない。
 
※政治家でも話は同じ。
 
野党共闘の申し子」の様な議員がどれだけ立憲民主党に居ようが、そいつ等が何を言おうが、当該文言を総括から削除しようが
 
野党共闘は総じて国民の支持も理解も得られていない」
 
事実は変わらない。「臭い物に蓋をした」だけでしかないのだが、それが理解出来ないなら参議院選挙でも立憲民主党に勝ちはない。せいぜい無駄な努力をするが良い。ここから変えない限り立憲民主党に明日はない。まぁそれが「日本の為」なのだから敢えて助言してやる必要からして無いのだが。