オリンピック精神を忘れた民族に明日はない

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2020年夏のオリンピック開催は東京と決まった。同一都市での二回目の開催はアジア初である。
マドリードイスタンブールとの三つ巴の争い、それぞれに長所もあり、問題もあった。
…最後は問題点での足の引っ張り合いになった感もあったが、何はともあれ東京に決まり、場末の一都民としても是非祝意を表し、出来る協力はしたいものである。

巷では東京になった理由は2024年のオリンピックはパリで開催したい思惑のある欧州勢がマドリードには入れず(2回連続欧州開催は難しいという判断)、また隣国シリアの内戦や欧州人のイスラムアレルギーがイスタンブールに票が入らなかった原因だとしたり、他に比べたら安定感のあったのが東京だったりだとか、最後のプレゼンテーションが決め手になったとか様々な記事や憶測が飛び回っているが、いずれにしても安倍総理が自らプレゼンテーションを行ったのは大きな影響を与えた事は間違いなかろう。G20もそこそこに強行軍で現地入りした決断は賞賛出来る。オリンピック開催誘致に限らずトップが動く時は動いて結果を出す。安倍総理は立派なリーダーシップが身についているようだ。勿論安倍総理だけでなく、誘致に関わった全ての人々のお陰である。正しく「オールジャパン」で掴み取ったオリンピック開催である。

更に経済効果は3兆円、アベノミクス第四の矢だとする記事まで出ている。7年後の話だけに些か性急な感もあるが、それだけ期待感も大きいと言う事なんだろう。

…しかしながらそんなオリンピックに冷や水を浴びせる真似をする隣国があるのは情けない。言うまでもなく支那、韓国である。
特に韓国は散々ネガティブキャンペーンをやっていたのは記憶に新しい。
在特会嫌韓デモ(筆者も余り賛成出来ないが)を引き合いに出して開催資格ナシと抗議文をIOCに出す、福島第一原発の汚染水問題に絡めて水産物禁輸措置を直前に行うなどの嫌がらせ多数。である。在特会嫌韓デモを引き合いに出すなら日本人へのヘイトスピーチ当然の韓国でもオリンピック開催資格ナシになる。それならば2018年の平昌オリンピックも辞退して貰わないと示しは付かないがそこには触れない卑怯な論法である。

更に東京五輪開催が決まってからも「東京五輪成功の鍵は歴史認識を正しく持つ事だ。」等意味不明の記事が支那や韓国では出ている。
本来オリンピックと政治問題は無関係であるべきだ。…にも関わらず「支那や韓国だけ」はそういう無関係な問題を持ち込んでいちゃもんを付けてくる。実に器の小さい国である。
まぁ、特に韓国の場合は政治とスポーツは別と言う基本的原理が理解出来ない民族だけに予想の範疇ではあるが実際そういう記事が出るとは噴飯ものである。記事を書く人間の無知、無恥、無見識、無学がよく出ている。記事を書く前にオリンピックの精神が如何なるものか、よく理解してから記事を書いてはどうか?オリンピックとは平和の祭典である。それを平和国家日本で開催するのである。それに相応しい大会になる事を筆者は望むが、平和の祭典に政治問題を持ち込む行為の意味も分からない国はそれを理解してから参加して貰いたい。彼等の言葉を借りるならば、「オリンピック精神を忘れた民族に明日はない」のである。