二千年おかしい。

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韓国人は何かにつけて日本人に対して「朝鮮の優れた技術や文化を無知蒙昧の日本に教えてやった。」と吹聴する。
しかしそれが嘘に過ぎないのは歴史書を見れば明らかだ。
例えば有名な「三國志魏志倭人伝」には以下の様な記述がある。

從郡至倭、循海岸水行、?韓國、乍南乍東、到其北岸狗邪韓國、七千餘里。 始度一海千餘里、至對馬國。

訳:帯方郡から倭国に至るには、水行で海岸を循って韓国を経て南へ、東へ、7000余里で〔倭の〕北岸の狗邪韓国(くやかんこく)に到着する。始めて海を1000余里渡ると、対馬国に至る。

対馬国は言うまでもなく現在の対馬だ。つまり、朝鮮半島経由で魏から倭へ行く場合、対馬へ行くのに始めて海を渡るとなる。その前に至る文中の倭国領「 狗邪韓国」は朝鮮半島にあったと考えるしかない。そうでなければ辻褄が合わない。つまりこの時代、即ち三世紀中頃には倭の勢力圏は朝鮮半島南部の一部に及んでいたと断言出来る。日本側の記録がないため支那の歴史書に頼るしかないが、当時の倭人は韓国人の言う無知蒙昧で朝鮮半島南部まで勢力圏を拡大出来たのだろうか?

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時代が下って五世紀末から六世紀初頭にかけての倭王武雄略天皇だとされている)の宋順帝宛上表文の「海を渡って平らげること95ヶ国云々」が認められ、順帝から「武を使持節都督倭・新羅任那加羅・秦韓・慕韓六国諸軍事、安東大将軍、倭王に叙した」と「宋書」にある。倭の管轄下に朝鮮半島諸国( 新羅任那加羅・秦韓・慕韓 )があることを宋順帝は公式に認証している。

更に時代が下って七世紀初め、遣隋使に於いて隋皇帝煬帝に宛てた国書が「日出處天子致書日沒處天子無恙云云」(日出ずる処の天子、書を日没する処の天子に致す。恙無しや、云々)と書き出されていたのはこれまたよく知られている話である。これを見た煬帝は立腹したというが、それは倭国王推古天皇)と煬帝が対等の立場で書かれているからである。「 日出處・日沒處」は仏教用語から採られたと言うから解釈として「倭(=日本)は隋の言う中華思想には組しない。」と言う宣言、とする人もいる。いずれにしても無知蒙昧で朝鮮人に文化や知識を教えられた国が隋と対等な立場の国書を書けたのだろうか?

…どれもこれも韓国人が決して認めないであろう古代史の真実である。

重要なのはこれら史料に基づいた歴史認識とそういう歴史事実を無視したファンタジー認識と、どちらがまともなのか?という事だ。

歴史は歴史であり、ファンタジーではない。故に歴史がファンタジーに譲歩する理由はない。

韓国人は歴史に対して嘘を吐く。慰安婦の一人とされる金学順は河野談話作成時の日本側の聞き取り調査に対して強制連行されたと言うが、他方で四十円で売られ、戻ってきてまた継父に売られた旨の証言もしている。

こんな嘘吐き国家の歴史認識の何を信じろと言うのか?オバマ大統領のアジア歴訪に日韓両国も含まれると言う。それまでに関係改善とアメリカは言うが、韓国の歴史に対する嘘の認識を認めさせ、かつアメリカが正しいアジア史を認識しない限り如何なる仲裁も無駄である。

日韓関係改善に必要なのは韓国の態度が改まる事であり、日本側が何かを改める必要はない。