李下に冠を正さず
きっかけは2010年11月2日未明に投稿された以下のツイートである。
「千葉市で民主党支援団体の幹部の方々との有り難い会食の後、明日の早朝会議（党の成長戦略・規制改革ＰＴで主査・事務局長を務めることになりました）に備え会館に終電で戻りました。昨日の発熱から一転、日本酒を飲み倒せる身体に生んでくれた両親に感謝しつつ(^^;自転車漕いで帰ります♪」
…文章を読む限り会食で日本酒を「飲み倒す」程飲んで自宅に自転車を運転して帰った、とも読める。
当然ながら飲酒後に自転車を運転するのは道路交通法65条第1項の「何人も、酒気を帯びて車両等を運転してはならない。」に抵触する。条項の「車両等」には軽車両の自転車も含まれる。
小西議員の行為が事実と仮定しても既に時効の為この件で罪に問われる事はないが、過去のツイートとは言え、国会議員の立場でそれはないだろうというモラル面での批判なのだろう。
本人は全面否定し、誤った発言の拡散には法的手段も辞さないと主張している。しかし、このツイートは2014.3.19.17時頃突然削除された。これで件のツイートが事実でないかと疑惑が持ち上がってきたそうだが…
その疑惑にコメントした人はかなり多い様だが、その中にNHK経営委員で作家の百田尚樹氏もいたようだ。
「気に入らない質問をしてきた一般人を「法的手段に訴える」と執拗に恫喝したり、自らの犯罪行為のツイートを削除して、なかったことにしてしまう国会議員は、「人間のクズ」だ。」
と、百田氏がツイートしたところ小西議員は
http://m.blogs.yahoo.co.jp/konishi_hiroyuki_524/18807277.html
百田NHK 経営委員が、本日（2014/03/20）、私に対し行ったツイートは事実無根の誹謗
中傷であると同時に、その中の「人間のくず」という発言は侮辱罪を構成するものであ
る（全体として名誉毀損罪も構成と思慮）
と、自らのブログで反論。百田氏を批判する資料も添付している。ご参照頂きたい。
しかし百田氏は
民主党の小西議員が、私に「人間のクズ」と言われたと怒っているらしいが、私は個人名を挙げていない。→「気に入らない質問をしてきた一般人を『法的手段に訴える』と執拗に恫喝したり、自らの犯罪行為のツイートを削除して、なかったことにしてしまう国会議員は『人間のクズ』だ」これ、一般論ね＾＾
とツイート。
やり取りを見ている限り小西議員は引っかかった様にも見えるが…？因みに筆者も小西議員のブログで質問をしてみたが、本稿制作段階で返事は、なかった…
http://matome.naver.jp/m/odai/2139520276806973001/2139520492708336203
この件のまとめサイト。それぞれをご覧頂いて総合的に判断すると、小西議員の過去の行為が事実か否かは自明の事であろう。
いずれにしても国会議員である以上、「李下に冠を正さず」でなくてはならない。それが有権者の求める国会議員の品格ではないだろうか？筆者には、そう思える。
