死者を弔う意味

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GW中に安倍首相は欧州を訪問し、フランス・パリの無名戦士の墓に献花した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140507-00000037-rcdc-cn

この無名戦士の墓とは、第1次世界大戦後の1920年、戦死した150万人以上の仏将兵を代表して、1人の兵士が凱旋門下に埋葬されたものだそうだ。

その前に訪問したイギリスでもロンドン・ウェストミンスター寺院にある「無名戦士の墓」を訪れ、花輪を手向けた。
こちらの無名戦士の墓は、やはり第一次世界大戦の戦死者の墓で、海外首脳の多くも訪英に合わせて訪れるそうだ。

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140501-00000123-mai-pol

…今回の安倍首相の様に外国を訪問した際にその国の為に亡くなった人を追悼する施設を訪問するのは外交儀礼の一つだと言う。勿論日程その他の事情で訪問出来ない場合もあるのだろうが。

さて、支那人は心が狭いのか、この様に安倍首相が他国の戦没者追悼施設を訪問するのを「自らの靖国神社参拝を正当化するため」と分析している。安倍首相の本音は判らないが、少なくとも支那メディアの分析が見当違いな事だけは間違いないだろう。

安倍首相は「国家の指導者として国の為に尊い命を捧げた英霊に祈りを捧げるのは当然」と言っていた。安倍首相にとっては国籍や人種を問わず「その国の為に尊い命を捧げた」人は尊敬に値するのだろう。だとしたらそこには何ら打算も計算もなく、宗教や祀られている当人の思想信条も関係なく純粋な気持ちで献花したに違いない。靖国神社参拝も同様であったに違いない。

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…死者を弔うのに政治や宗教、歴史、思想信条は関係ない。人間の気持ちの問題だ。それを歴史や政治、外交問題にするのは死者への冒涜に等しい。支那人、韓国人、批判の前にそれを自覚せよ。