愚劣な反日主張

イメージ 1

韓国には国立顕忠院という戦没者追悼施設がある。韓国に戦没者追悼施設がある事自体はとやかく言う事ではないのだろうが、やはりと言うべきか、曰く付きの場所でもある。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140511-00000005-cnippou-kr&pos=2

その国立顕忠院に植えられている樹木には日本原産種の樹木もあるそうだが、韓国の市民団体が「臨時政府要人をはじめ独立運動のために殉国した義士たちを祀る顕忠院に日本産の樹木を大量に植栽したのは恥ずかしいこと」と主張して韓国国会でその請願が認められたと言う。韓国では「史跡総合整備計画の樹立と施行に関する指針」にて史跡整備時に外来種はできるだけ除去し伝統樹木で整備するよう規定していると言うがハッキリ言ってこんな愚劣な主張はないし、認める方も認める方だ。この市民団体の本音は「請願通過を契機に国立顕忠院の日本産樹木が除去される契機が設けられたという点から、“日帝残滓清算”を成し遂げる歴史的進展だと考える」と、言う事の様だから実態は単なる反日活動の一環に過ぎない。

Wikipediaで調べてみると明らかだが、この墓地は1955年に朝鮮戦争で戦死した軍人・軍属を埋葬するための国軍墓地として作られ、1965年3月に国立墓地に昇格し、1996年6月に国立顕忠院に名称変更、2006年1月に国立ソウル顕忠院となった。と、言うのがその沿革である。

…こう書くと既にお気付きの読者様もいるだろうが、「だったら設立時点で最初から韓国原産種を植えておけばよかった」だけの話なのである。韓国人の愚劣な発想であると断言出来る所以である。

この場所が「曰く付き」と言ったのにも理由がある。この場所には朝鮮戦争ベトナム戦争で亡くなった兵士以外にも歴代大統領や日本の統治時代における独立運動家や国家功労者も祀られている。歴代大統領や国家功労者はともかく(個人個人に問題がない訳ではないのだが)独立運動家、特に「所謂大韓民国臨時政府」の要人などは行き着く先はテロリストである。その理由は簡単で、「大韓民国臨時政府」など国際的に承認された組織ではなかったからだ。

イメージ 2

それどころか2009年5月には新潟日赤センター爆破未遂事件に係わった工作員12名が戦没者として祀られた。この新潟日赤センター爆破未遂事件は「中国地方各地における韓国工作員による密出入国と1959年12月4日に企てられた新潟県での暗殺・爆破テロ未遂事件」なのだからその工作員はテロリスト以外の何者でもない。そういう場所なのである。つまり韓国はテロリストを自国の戦没者追悼施設に祀っておきながら日本政府要人の靖国神社参拝を非難しているのである。噴飯どころの騒ぎではない。どの口が言うのやら?こういうのを厚顔無恥と言う。この事からも韓国に靖国神社参拝を非難する資格がないのは明らかである。

日帝残滓清算」と称して国立顕忠院から日本原産種の樹木を植え替えられると喝采の市民団体だが、実はこの手の所謂
日帝残滓清算」には実は限界がある。

…実は朝鮮半島原産種や固有種の植物はそれなりに存在するのだが、その学名は日本人植物学者が命名して日本や日本人に因んだ学名になっている植物がかなりあるからだ。

http://m.blogs.yahoo.co.jp/imadon1101/32469535.html

筆者の以前のブログからだが、「金剛提灯花」という朝鮮半島固有種の植物の学名は「ハナブサヤ・アジアティナ・ナカイ(Hanabusaya asiatica Nakai)」といい、発見した日本人植物学者中井猛之進と彼に朝鮮半島の植物研究を進めた初代朝鮮日本公使花房義質の名前に因んでいる。
また朝鮮花菅・平壌知母と呼ばれる花の学名(Terauchia anemarrhenaefolia Nakai)には「寺内正毅初代朝鮮総督」の名前が入っている。また、鬱陵島が原産地である島提灯花の学名は「カンパヌラ・タケシマ・ナカイ(Campanula takesimana Nakai)」だそうだが…

植物の学名変更は分類学上の変更や訂正といった余程の理由がないと出来ない決まりである。つまり朝鮮半島原産種や固有種の植物であっても日本や日本人に因んだ学名を変更出来ないまま永遠に抱えていかなくてはならないのである。そこに幾ら反日活動やっても意味がない。現在国立顕忠院に植えられている樹木に罪はないのだが、そこは韓国人、理解不能なのだろう。

イメージ 3