支那の妄言

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支那も韓国同様に、妄言に頼らないと自らの主張を正当化出来なくなっているようだ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140530-00000041-rcdc-cn

西暦1767年に制作された「大清万年一統天下全図」では琉球国、安南国(ベトナム)がいずれも清の属国として描かれている。そのうち「琉球国」の位置に「明初期に帰属した。中山、山北、山南の3つに分かれる。後に中山だけが朝貢したため、本朝はこれを冊封した」と注記されている。どうもこれを根拠に支那尖閣の領有権を主張しているようだが、だから何だというのだろうか?

現在の沖縄県に相当する琉球王国清朝朝貢していた事実からすれば属国だったのは間違いないだろう。(但し日本にも同様の二重属国だった)だが属国と言えどもあくまでも独立国である。従って封建時代の朝貢の事実が領有権の根拠にはなり得ないのは論を待たない。これで正当な主張と信じているのなら、単なる阿呆に過ぎない。それか狂ったかのどちらかであろう。こういうのを妄言と言う。

また、「古琉球国の地理的位置は台湾と日本の九州の間にあり、清朝の歴史書『使琉球記』の記載によれば、清朝の大使官員が海路で琉球国に向って国王を冊封した時、尖閣諸島を通りかかり、魚釣島に上陸して『神と海を祭る』儀式を行い、天候と旅の無事を祈ったとある」
「250年近くの歴史的な文化財の動かぬ証拠が、尖閣諸島の帰属をはっきりと物語っている」
としているが、これまた阿呆か狂った思考回路の妄言である。そもそも発見=領有権確立ではないし、上陸した島で「神と海を祭る」儀式を行っただけでは実効支配の証拠にはならないのはこれまた論を待たない。

これが尖閣諸島支那の領有権の根拠にならないのは明白である。疑うならばそれを証拠として国際司法裁判所に提訴すればいいだけの話だ。結果は火を見るより明らかだから支那は腰砕けて提訴出来ないに過ぎない。自分達の主張を…いや、主張と呼ぶのもおこがましい法に基づかない不当な代物だが、それを実現する為には力で現状変更を狙う。これが支那の基本的思考回路である。子供の我儘
の方が数百倍マシだ。尤もこの無法ファシズム国家の場合、核がある分ナチスより質が悪いのだが。

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※類は友を呼ぶ。

そもそも古地図や文献でのかつての自国領域が現在他国領であっても正当に領有権を主張出来るというロジックは日本で言うなら魏志倭人伝の記述を根拠に韓国南部の領有権を主張するようなものである。勿論日本人の民度からすればそんな主張を本気でする筈はない。だが支那民度ではそれが当然らしい。大人と子供以上に民度に差があるのだ。

ベトナムに対しても同様だ。かつて朝貢していたから現在でも属国だというのは余りに傲慢かつ相手に失礼だ。それ以前に清朝を中心にした冊封体制など清朝の滅亡と共に消滅したと言って良いだろう。今更そんなものにしがみついても何にもならないがそれも理解出来ない程支那は狂っているのだろう。哀れな話だが。

余談だが日清戦争で日本は朝鮮半島清朝冊封体制から解放したが、勿論当の韓国・北朝鮮ではそうは教えない。それどころか自ら支那の封建的冊封体制に戻りたいらしい。こういう時代錯誤の国は特亜だけだが、それならば特亜だけでそうしていればいい。どちらが歴史を知らず、時代錯誤の妄言を吐いているのか、これらの事からも明らかである。

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