セクハラ野次か大誤報か

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都議会で女性の東京都の子育て支援策などを質問していたみんなの党塩村文夏議員にセクハラ野次が飛び、波紋を呼んでいる。塩村議員がTwitterに掲載して10000以上のリツイートがあったそうだ。

http://www.j-cast.com/s/2014/06/19208144.html

塩村議員の質問中に「自分が早く結婚すればいいんじゃないか」と、野次が飛んだというのだ。それはどうやら自民党の席の辺りから飛んだ野次だと言われている。

そもそも議員たる者野次を飛ばす事自体品格を欠いた行為だと思うが、内容も下劣である。この件は海外メディアにも報道され日本のイメージ低下に繋がったのは否めない。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140619/k10015348641000.html

リンクはこの件を伝えるNHKのニュースである。問題の場面を動画で確認出来るのだが、問題の野次は筆者には「みんなが早く結婚すればいいんじゃないか」と、言っている様に聞こえるのである。

筆者はこの指摘を他の方が自らのブログに掲載しているのを見て自分で確かめてみた。筆者が見たこのブログの作者様は勿論だが、当該ブログを読んだ他の方のコメントも同様の意見であった。本文を御覧の読者様には如何様に聞こえるだろうか?尤も筆者の耳は平凡であるのだが…?

先述した様に議会での議員の野次など内容以前に筆者には不愉快だし、議員の品格に欠ける行為だと考えている。セクハラ野次を飛ばす奴はそれ一つで議員に値しないが、現実に野次は飛んでいる。また塩村議員はみんなの党の議員である。それを踏まえて「みんなが結婚すればいいんじゃないか」と言う野次であったとすればこの野次は塩村議員に対するセクハラ野次ではなく、寧ろみんなの党を揶揄した野次と解釈すべきであろう。

周知の通りみんなの党は現在結いの党の議員が分裂した経緯がある。かなりのゴタゴタがあったが、それを離婚に例えたという前提があればみんなの党の議員に「みんなが結婚(=どこかの政党と合流・合併)すればいいんじゃないか」と
いう意味の野次は成立しうるだろう。野次自体や内容の是非は別にして。

報道は塩村議員のツイートを前提にしている感じもするが、実際の音声があるのだから先ずは検証してからにしては如何だろうか?筆者が見たこの件を指摘したブログの作者様も先ずは自身の耳で確かめて欲しいと言われていた。少なくとも筆者にはそう聞こえたが、実際の野次が仮に「みんなが結婚すればいいんじゃないか」ならばセクハラ野次問題ではなく、マスコミの大誤報問題になってしまうが、真相は如何に?