ケンチャナヨで済まない平昌オリンピック

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※理想と現実のギャップが…

実現の可能性を巡って迷走街道まっしぐらの平昌オリンピックだが、とうとう「ダメ出し」がでたようだ。

《韓国メディア・SBSは12日、国際スキー連盟(FIS)のカスパー会長が、2018年平昌冬季五輪のテストイベント(大会開催1年前に実施される競技場施設や運営状況のチェック) が「ほぼ不可能」と発言したと報じた。

SBSなどによると、カスパー会長は英メディアのインタビューの中で、現在の状況では、平昌の競技場でスキーやスノーボードテストマッチを来年2月に予定通り実施することは「ほぼ不可能」と懸念を示した。

カスパー会長は、「平昌大会組織委員会の代表団はスノーボードやフリースタイル競技などの会場の変更を検討している」と問題点を指摘。特にアルペンスキーについては「新競技場で、来年テストイベントを行うことはほとんど不可能」と述べたという。

記事によると、本来の予定地で6月から本格的な工事を行う予定だったが、最近になって文化体育観光部や平昌五輪組織委員会がコスト削減のために移転方針を表明し、建設計画を一から立て直す状態になっているという。また、スキーの競技場の進捗率は30%以下で、フィニッシュライン付近ではまだ10世帯の立ち退きが決まっていない(これは一体どうするつもりなんだ?)

SBSは「すべての工事でトラブルが相次いだうえに、国際社会にも懸念が拡散し、組織委員会は戦々恐々としてる」と伝えている。》
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※開閉会式場予定地の現実…

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150213-00000027-xinhua-cn

それ以外でも
《江原道江陵市に建てられる鏡浦スピードスケート競技場は、予算問題などのため着工が遅れたが、設計と同時に土木工事を進行させるなど、さまざまな方法で工期を短縮。このまま順調に工事が進めば、2017年2月に完工する予定で、「テストイベント」にぎりぎり間に合う。また、ほかの新設競技場5ヵ所も2016年11月ごろに完成する予定だという。

これについて報道は、これは不測の事態が発生しなければの話であり、絶対に工期を遅らせることができないという「崖っぷちの状況」だと指摘。ソウル市立大学建築学部のイ・チュンギ教授は「豪雨や大雪などで工事ができないこともあるため、ほかの計画案も考えておく必要がある」と話した。》

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150209-00000034-rcdc-cn&pos=2

…とんでもなく無謀かつ危険極まりない方法ではないか?設計と工事を同時進行なんて狂気の沙汰だ。万が一後で設計ミスが発覚したらどうするのか?ケンチャナヨ(=大丈夫)」では到底済まされないのは火を見るより明らかなのだが…

日本の工事業者なら突貫工事でやっても安全性は問題にはなるまい。だが、会場は韓国である。どんな手抜き工事をやらかすか予想もつかない。こんなんでいざオリンピックだテストイベントだと言ったところで韓流危険突貫工事の実験劇場にされては堪ったものではない。参加する選手を筆頭にそれを報道するマスコミや、観ている世界中の人々…だが現実にこんな開催そのものの実現性が絶望的なオリンピックでもそれを目指して日々努力している選手は世界に沢山いるのである。そういう選手全ての夢を韓国はぶち壊しにし兼ねないのだが、連中にそういう自覚は果たしてあるのだろうか?
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※資金面でも目標を大きく下回っているのが現実…

オリンピック開催は与えられた権利であるだけでなく、安全に大会を運営する義務も当然セットである。仮に工事が間に合っても安全面や環境面で不備があれば意味がない。特にアジア諸国は昨年の仁川アジア大会で嫌と言うほど不快な思いをさせられた。このままではその二の舞どころかそれを上回る最低最悪の国際スポーツ大会になる公算が極めて高いだろう。そもそも韓国でオリンピックを開催するなどそれ自体オリンピックの歴史に泥を塗る愚行なのだが、鳩を焼き殺したソウルでの教訓は活かされなかったのだろうか?それともIOCも韓流毒饅頭にやられたのだろうか?いずれにしてもIOCもその責任を免れる事は出来ない。だが、日本がそれに手を貸す必要は皆無である。韓国は平昌オリンピックを自力で安全に開催運営する以外選択肢はないが、これ以降世界は如何なる国際スポーツ大会であれ、韓国で開催するべきではないだろう。それは開催前から断言できるこの大会の唯一にして最大の教訓である。
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※世界の合言葉になる日が近づいている…