保険があっても下りないセウォル号

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※過積載や出鱈目運行では保険が下りないに決まっている。

韓国を揺るがしたセウォル号沈没事故だが、何と保険が下りない!と、言う…

《韓国で昨年4月に起きたセウォル号沈没事故で、世界最大の保険組織・英ロイズ保険組合が保険金支払いを拒否する可能性が高いと現地メディアが報じた。セウォル号では常態化していた過積載や船長・乗員の事故後の対応が、戦闘機では機密扱いの技術の管理態勢などがそれぞれ問題視され、協力が得られなかったとみられる。さまざまな分野で「規則違反」が横行する韓国だが、そうしたツケが回ってきたといえそうだ。

セウォル号を運行していた清海鎮海運は、1人あたり3億5千万ウォン(約3850万円)の保険契約を韓国海運組合と締結していた。同組合はさらに三星火災とコリアンリという「再保険会社」2社の保険に加入。さらにこの2社は再保険引き受け専門の組織「ロイズ保険組合」(英国)に保険加入していた。

再保険とは、大規模な自然災害や大事故などの巨大なリスクは1社では対応し切れないため、リスクを他の会社と分担するためのもの。ロイズ保険組合は1688年、ロンドンに開店した喫茶店保険業を始めたという老舗で、保険金はしっかり支払われると思われたが…。

セウォル号事故をめぐっては、もうけ主義に走った末の過積載やバラスト水の不適切な扱い、運行の未熟さ、さらに救難措置を行わず真っ先に逃げ出した船長や船員など、とんでもない実態が次々と明らかになった。こうした点が、保険の免責理由の「重過失」にあたるのでは-と、今更ながら韓国保険業界で問題となったのだ。

このため三星火災とコリアンリの2社が、弁護士付き添いでロイズに出向いて議論すると報じられた。

清海鎮海運のオーナーは事故後遺体で発見され、韓国政府はその一族から4千億ウォン(440億円)相当の資産を差し押さえるとされているが、朴大統領が国民に約束したセウォル号引き揚げ作業の費用だけでも4千億ウォンを上回る見込み。1983年の大韓航空機撃墜事件同様、遺族への賠償額がすずめの涙となる可能性もあるとみられている。》
(一部抜粋)

http://www.sankei.com/west/news/150508/wst1505080001-n1.html

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※責任者が真っ先に逃亡するのは韓国くらいだ。

幾ら弁護士付き添いで交渉しに行っても無駄だろう。過積載を筆頭にした数々の規則違反、乗客の安全確保を怠ったどころか真っ先に船長が逃げ出した様な「OINKそのものが事故の根本的原因であるのは疑いの余地がない。これが保険会社の免責事項の「重過失」でなければ一体何だと言うのだろうか?残された遺族には気の毒だが…と言いたいが、その遺族もモンスター化してしまい、更には「ニセ遺族」まで登場する様なお国柄である。同情する気が失せる…と言う人がいても致し方ないだろう。…そう思う人の方が多いのかもしれないが。

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※遺族は圧力団体となり、デモには放水…

保険会社の免責事項の適用は意外にハードルが低く(受ける方からすれば厄介極まりないが)、例えば酒気帯び運転で事故を起こした場合、絶対に保険は下りないそうだ。天災や戦争、怪獣の襲撃等の広範囲かつ多数の人に同時に被害が及ぶ場合も保険はほぼ下りない。セウォル号の場合は事故の根本的原因や犠牲者の増大など全ての要素において人災であると断言していいだろう。寧ろこれで「保険が下りて…」等と考える方がどうかしているとしか言い様がない。

記事にある様にセウォル号を運行していた会社の経営者一族から440億円の資産を差し押さえても引き揚げ費用にも届かないと言う。これで保険が下りないと、遺族への補償金や足りない引き揚げ費用は一体どうするつもりか?セウォル号沈没事故はどこまでも朴槿恵の足枷にしかならないようだ。

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セウォル号引き揚げ計画。

その費用問題だが、まさか、セウォル号が元々日本製であることを理由に日本に賠償請求とか言うつもりか?日本としては一蹴するべき話であるのは言うまでもない。

実力に見合わない無謀な改造をしない、法や規則を遵守する。そういう当たり前の事を当たり前に行う事でこの様な悲劇は未然に防げた筈である。その後1年経ったが、韓国人には恐らく変化はない。3歩歩くと忘れてしまう民族が歴史を教訓に出来るはずはない。

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※最早ローマ法王の言葉も忘れているに違いない。