「天安門事件」という歴史を正視出来ない支那

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これが「支那であると言えるだろう。

《2015年6月4日、英BBC中国語版によると、3日に行われた中国外交部の定例記者会見で、スペインの記者から天安門事件に関する質問が飛んだ。

1989年に起きた天安門事件から4日で26周年となる。3日の記者会見で、スペインの記者が「中国は日本に歴史を正視するよう求めているが、中国はいつになったら天安門事件の歴史を正視できるのか」と質問。これに対して、中国の華春瑩(ホア・チュンイン)報道官は、「なぜそういうロジックになるのか。2つの事件の性質は完全に異なる」と反論した。

さらに、「80年代末に起きた政治の波について、中国の党と政府はすでにはっきりとした結論を下している。中国の30年余りにわたる改革開放の経験と成功は、中国が選択し進んできた道が正しかったことを示している。中国の全国民の心からの支持も得ている」とした。

華報道官は続いて話題を日本の戦争に移し、記者たちに中国各界と交流し、より正確に中国の当時の戦争に対する印象を理解するよう求めた。また、日本が十分に歴史を正視することが、日中関係にとって重要な意味を持つと強調した。》

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150604-00000044-rcdc-cn
6月4日13時35分配信の記事であるが、それから僅か3時間18分後には…

《2015年6月4日、英BBC中国語版によると、3日に行われた中国外交部の定例記者会見での天安門事件に関するやり取りの記録が、中国外交部のウェブサイトから削除されている。

天安門事件から26周年となる4日を翌日に控えた記者会見で、スペインの記者から「中国は日本に歴史を正視するよう求めているが、中国はいつになったら天安門事件の歴史を正視できるのか」との質問が飛んだ。これに対して、中国の華春瑩(ホア・チュンイン)報道官は、「2つの事件の性質は完全に異なる」とした上で、「中国の党と政府はすでにはっきりとした結論を下している。中国の改革開放の成功は、中国が進んできた道が正しかったことを示しており、国民の支持も得ている」と述べた。

中国外交部の定例記者会見の記録はウェブサイトで公表されるが、BBC中国語版によると、同日の天安門事件に関するやり取りの記録は削除されている。》

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150604-00000060-rcdc-cn&pos=5
6月4日16時53分配信
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※事件を伝える当時の新聞

…である。26年経っても天安門事件支那にとって余程都合が悪いのだろう。該当部分のみ削除と言う対応がそれを如実に物語っている。…だったら此方で大いに拡散するべきではないか。

支那では未だに天安門事件についてはタブーであり、検索エンジンでも検索不可能である。…尤も海外からの情報等で民主化要求デモをしていた丸腰の学生や市民に対して軍が戦車で轢き殺すわ、発砲するわの虐殺が行われた」という実態を知っている支那人は意外に多い様だが、残念ながら支那という国は言論の自由がないので、真相を知っている市民も言いたい事が自由に言えないのだ。同情すべきか憐れむべきか…

…それにしてもこの質問をしたスペイン紙の記者はいい度胸をしていると思う。例えば習近平等の幹部連中が訪問した国でなく、支那共産党のアジトの総本山とも言うべき北京でこれを質問したのだから畏れ入る。報道官の華春瑩が論点をずらして答えた時点で明らかな様にスペイン紙の記者の指摘は正鵠を得ている。「日本に歴史を正視」する様ふざけた要求をする支那そのものがこう言うダブルスタンダードなのである。…これでも「日本が侵略し…」や、「南京大虐殺」等と言う嘘出鱈目捏造歪曲を信じろ、等と言うのは単なる馬鹿か狂気の沙汰でしかない。「歴史を正視」等と言う本人が一番歴史を正視していない事を自ら証明しただけだ。
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※有名な「タンクマン」

天安門事件を受けて日本をはじめ西側諸国は支那へ制裁を加え、支那は窮地に陥った。それを真っ先に救ったのも実は日本である。日本の制裁解除がきっかけになって他の国も追随したのだが、支那はそれに感謝するどころか完全に「恩を仇で返す」真似をしでかした。それを忘れてはならないと同時に支那が「歴史を正視出来ない」証明でもある。

「歴史を正視」とは起きた事件を如何に客観的に見る事が出来るかが問題であり、実際に行われた事が何であるかの問題ではない。質問をしたスペイン紙記者の指摘はそう言う意味で捉えるべきであると言えるが、それに対する回答は「自分達に都合の悪い歴史的事実には蓋をする」に他ならない。こんな連中の言う「歴史を正視」等に意味はない。聞く耳をもつ必要もなければ譲歩する必要も一切ない。

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※こう言う「支那思考」が何時までも通用する筈はない。