諸悪の根源はマスコミにあり

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東京オリンピックの際に首相だった池田勇人元首相は失言に関しても記録にも記憶にも残っている模様だが、これらもまたマスコミの捏造歪曲報道のせいであったとも言えるだろう。有名な「貧乏人は麦を食え」にしても実際は経済の原則論に則った話だったのが、マスコミの手にかかると暴言扱いで記事になった。因みに実際のやり取りは以下の通りである。
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また、「中小企業の五人や十人自殺してもやむを得ない」と発言したとされる問題も同様に上記の内容が実際の発言であり、これもマスコミの捏造歪曲報道のせいであったと言える。

こういうマスコミのやり口は60年以上経っても変わり無い、と言うか寧ろ悪質化しているとも言えるだろう。
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http://www.jiji.com/jc/ci?g=pol&k=2015063000604&pa=f
これは時事通信の記事。発言した大西英男議員が如何にも反省もなく持論に執着しているかの様な印象を与える記事である。


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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150630-00000050-asahi-pol&pos=3
これは同じ内容を扱った朝日新聞の記事。時事通信よりは詳細に大西議員の主張を書いてはいると言えるが、全体的な印象としては見出しからして「大西英男議員は言論弾圧を意図している」かの如く読み取れる書き方であると言えるだろう。

…筆者の様なへそ曲がりがわざわざブログの記事にするのだから裏がある、と思われるのは当然で、実際のやり取りは産経新聞が記事にしている。
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http://www.sankei.com/smp/politics/news/150630/plt1506300033-s.html?pdm_ref=rna
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http://www.sankei.com/smp/politics/news/150630/plt1506300035-s.html?pdm_ref=rna
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http://www.sankei.com/smp/politics/news/150630/plt1506300037-s.html?pdm_ref=rna

…かなり長大になってしまったが大西議員が真っ先に指摘している通り「マスコミは政治家の発言を都合よく切り取りして真意を歪曲したり捏造したりする事がよくある」と言う点には間違いない。かつての麻生太郎副総理の「ナチス発言」なんかもその好例だ。

要は大西議員の真意と言うのは「嘘出鱈目捏造歪曲報道をするマスコミ」の嘘出鱈目捏造歪曲に対してそれを懲らしめる方法を質問した、と言うところであろう。それは言論弾圧とは言わない。報道機関も自らの報道にもっと責任を明確にしろ、と言う事だ。幾ら「報道の自由」「言論の自由」と言っても「嘘出鱈目捏造歪曲報道の自由」等は存在しないし、してはならない。そんな自由を標榜する報道機関は報道機関の名に値しない、と言う事だ。

それを踏まえてもう一度ソースにした記事を見直してみると、時事通信の記事では大西議員のそういう真意を読み取れる表現はない。朝日新聞にしても大西議員の主張を少なくとも時事通信よりは記事では掲載してはいるものの、発言の核心部分は微妙にボカしている。

しかも大西議員は発言冒頭で「みなさんにお話ししておきますけど、常にマスコミはつまみ食いするんだよ。都合のいいところだけ編集して、まったく本人の意図と違うような報道の仕方っていうのが極めて多いんだよ。」と述べているが、言われたその矢先から大西議員の発言を切り取って真意を歪めて報道しているのである。こうなると記者の質問を含めてそのまま報道した産経新聞はともかく時事通信朝日新聞は悪意を以て確信犯として報道したとしか言い様がない。問題を拗らせて火に油を注いでいるのはマスコミであるのはまず間違いない。

更に朝日新聞に至っては百田尚樹氏が
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と述べている様に発言に尾鰭を付けて英語版で報道したと言う…腐った根性は相変わらずの模様だ。

彼等に限らず発言の一部を切り取って真意を歪めて報道され、あらぬ誤解を受けた人は数多い。特に政治家はそういう標的にされやすいと言えるが、それを糺すのは先にも述べたが言論弾圧でも何でもない。報道機関が「事実を正確に報道する」と言う「基本のき」を実践していないからであり、それを言論弾圧と言うのは筋違いも甚だしい上に報道機関の傲慢、権利の濫用でしかない。「政治権力による言論弾圧」とはこういうのを言う。
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※肩書は当時

民主党政権の行った言論弾圧に比べれば今回の自民党の事件などカワイイものである。そもそも非公開の会をこうやって(下図参照)聞き出したネタでここまで騒いでいるのである。「壁耳」と言う取材方法はあるとは聞くが、この場合発言の真意を確認するのが筋だそうだが大西議員にしろ、百田尚樹氏にしろ、他の参加者にしろ、それをマスコミが行ったのだろうか?していればこんな騒ぎにはなってはいまい。
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結局はマスコミはこの問題を安倍政権叩きの材料にしたいだけとしか思えない。言論の自由」「報道の自由」は政権攻撃の為にあるのではない。また自分達への批判は直ちに「言論弾圧」を意味しない。更に権利の濫用、悪用と言うのは厳に慎まなければならないが、マスコミ連中にはそういう自覚は皆無な模様だ。まず糺すべきはマスコミのそういう思い違いである。マスコミがこういう姿勢だからヘイトスピーチ」と「批判」が混同されて「言論の自由」を抑圧する結果になっている。諸悪の根源はマスコミにあり、である。