問題にするのが問題の韓国の異常な歴史認識

※専門家でもおかしな歴史認識なのに専門家でもない朴槿恵の歴史認識がまともな訳ない。

韓国の歴史に対する「無知蒙昧ぶり」は相変わらずだが、これはこれでその愚劣ぶりを堪能出来る記事かもしれない。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151005-00000001-cnippou-kr

2012年に韓国の「東北アジア歴史財団」なる団体が米国議会の要請を受けて「支那との国境に関する韓国の歴史的立場」に関する資料を提出していたのだが、それが韓国の公式歴史認識とは大きく解離したものであると判明、問題視されていると言うのだ。

具体的には韓国政府が「東北工程」と呼ぶ支那との歴史認識の相違点において韓国の公式見解ではなく、支那の主張を受け入れたかの様な資料を提出していた、とされている。

※「漢四郡」の図。紀元前から朝鮮は属国だったのが歴史の真実。

例えば、

「古朝鮮の領土を示す地図が現在の遼寧省の一部に境界を限定した。実際、古朝鮮の領土はこれよりはるかに北東側の南満洲一帯および吉林省と黒龍江省、沿海州まで含んだ。また古朝鮮の建国年度は紀元前２３３３年だが、これに関する説明なく地図には「紀元前３世紀ごろの古朝鮮領土」とのみ書かれていた。」

「紀元前３７年に建国された高句麗が紀元前１９６年の地図に登場」

「高句麗の国名の隣に「高句麗県」という漢の地域名を表記した」

「西暦６７６年の地図に新羅と唐の領域を表記したが、そこには竹島はなかった。」

…等と記事は指摘している。

これだけで爆笑ものの大失態であると同時に韓国の歴史に対する無知蒙昧をこの上なく証明している。米議会がこれを「韓国政府の立場」としてそのまま報告書に添付した事は言うまでもない。

「古朝鮮の建国は紀元前2333年」だそうだがこれはあくまで神話伝承の類の域を出ず、考古学的な実証は一切ない。他国に説明のしようなどある筈もない。また「古朝鮮の領土は南満州や沿海州にまで及んだ」等と吹聴しているが、この嘘出鱈目こそが支那と韓国の歴史認識の争いの「諸悪の根源」である。少なくとも紀元前108年に前漢武帝が朝鮮半島に「漢四郡」を設置したのは支那の歴史書に記録されており、 その一つ楽浪郡の所在地が、現在の平壌の郊外、市街地と大同江を挟んだ対岸にある楽浪土城にあった事は土塁で囲まれた東西700m、南北600mの遺構に、当時の様々な遺物の他、官印「楽浪太守章」の封泥までもが出土しており、考古学的には支那の記録が正しい事は明白である。

常識的にはこれで決着ものなのだが、これを 「東北工程と日帝植民史学の核心的な主張」と言ってしまうあたりに韓国人の歴史に対する無知蒙昧ぶりに呆れてしまうべきか、その厚顔無恥ぶりに感心してしまうべきか…である。

※明白な証拠があっても何故か否定するおかしな国。それが韓国。


更に仁荷大のボク・ギデ教授とやらは「地図に基づくと、高麗の首都の開城に楽浪があったということだが、そのような史料や学説に接したことはない」とし、「漢四郡が朝鮮半島にあったという話は、日帝時代に植民史学者が『韓国は他国の属国』として捏造した事実」と指摘したと言うから畏れ入る。韓国では遺跡の発掘調査の結果は証拠能力が無いらしい。そして他国の史料は全て捏造だとでも言うつもりなのか？この似非学者？専門家からしてここまで無知蒙昧出鱈目なのだから専門家でもない例えば朴槿恵あたりの騙る歴史など如何に信用できなか、と言う証明にもなる。逆に漢四郡が朝鮮半島に無かった事を証明しない限りこの似非学者の騙る歴史を証明する術はないが、是非ともやって貰いたいものだ。

「自国の歴史に誇りを持ちたい」と言う想いが過去の歴史を決めるのではない。歴史の真実に辿り着きたいと思うのならば先ずは史料や遺跡やそこからの出土品等で客観的に判断するより無いのだ。こういう事案一つ取っても韓国の異常な歴史認識やその対応が十分出ている。客観的な史料や証拠に基づく歴史認識の日本がこんな国に譲歩する理由は一切ない。「韓国に配慮を」等と言う前に先ずはこの様な認識が必須である。

※本音はこれだった慰安婦問題。