アメリカが支那人工島12海里以内を航行。これは「公海での航行の自由」である。

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遂にアメリカがやってくれた!支那南シナ海で行っている不法な人工島建設と言う蛮行に対して、その付近12海里以内を米海軍駆逐艦が航行支那の主張を認めない」と言う意思表示を鮮明にした、と言える。
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http://www.sankei.com/world/news/151027/wor1510270070-n1.html

当初は「船を衝突させる」等と強気な事を抜かしていた支那だが、蓋を開けてみれば曰く「監視と追尾を行った」程度で後は報道官が虚勢を張った程度でしかなかった、と言っても良かろう。
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南シナ海での支那の侵略の歴史

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※「公海での航行の自由」を表明した「ラッセン
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※再度行われる予定。

何れにしてもアメリカが実際の行動でその意思を明確にした。日本を始め、オーストラリア、フィリピンはアメリカのこの行動を支持している。問題は一回限りでは意味がないので如何に継続させるか?であろう。先に挙げた国々で共同して神出鬼没の航行を繰り返す支那の精神的疲弊は相当なものになるだろう。工事どころではなくなるかも知れない。そうであるなら是非ともそうしてやるべきではないだろうか?また支那が人工島にしようと企んで工事している場所は島ではなく「暗礁」だ。そこに領有権は最初から発生しない、と言うのが国際法の規定だ。故に暗礁を幾ら工事して基地化しても「暗礁は暗礁」であり、それ以上にも以下にもならない。領有権など発生する余地はない。勿論2000年だろうが何年間実効支配していても同じ事である。これだけを採っても支那の主張には無理があり過ぎるのは論を待たない。当然アメリカの軍艦がそこをどう航行しようが「公海での航行の自由」の範疇であり、支那に工事をする権利どころか抗議する資格さえ微塵もない。
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支那の主張に対する正しい反応の仕方
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アメリカを納得させるには譲歩の他ない習近平

習近平は1ヶ月前に訪米してボーイング旅客機300機爆買いして「中国人は米国人の創造の精神を尊敬する」等と講演で聞いている者の背筋を凍らせる程の歯の浮くようなお世辞を言い、支那メディアには「緊張を緩和させ、信頼関係を築いた旅」などと総括させたが、このアメリカの行動一つでその習近平の訪米は全て徒労と化した、と言っても良い。勿論その訪米は明らかに失敗であるとしか表現出来ず、同時に支那が主張する「新型大国関係」なるアメリカと支那で太平洋を二分する、などと言う馬鹿げた提案をアメリカは行動で明確に拒否した、と言う意味でもある。これで言うまでもなく習近平の面子は丸潰れだ。しかも北京では現在、支那共産党の重要会議、5中総会の最中である。支那共産党の改革派と保守派が真っ向から対決する時期とも言われるこの時期を狙ったのはこれによって支那共産党に動揺を与えて反習近平一派に政権批判の口実を与える狙いもあるのだろう。

…当然習近平としては看過など出来よう筈もない。自身の求心力を保つには批判勢力を黙らせるだけの措置が必要だが、だからと言ってアメリカに正面から戦いを挑める筈もない。返り討ちが必定であろう。精々「監視と追尾を行った」と発表して、報道官が虚勢を張って、外交ルートで無意味な形式的抗議を行う程度しか出来ない。嫌がらせ目的でアメリカの領海侵犯、と言うのも考えられるが、どういう航路でも日本近海を通過せざるを得ない。その時点で自衛隊に動きを把握され、通報を受けた米軍の妨害に遭うのが関の山ではあるまいか?仮に領海侵犯しても得るものは何もない。
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支那の侵略の歴史。それでも沖縄に米軍が要らないと言う?

支那が取るべき道は只一つ。自らの過ちを認めて国際法を受け入れる事である。自らの提案がアメリカに明確に拒否された以上、中華帝国を作り上げる、などと言う大それた野望や侵略覇権帝国主義は棄てる他ないだろう。既に画策している陰謀は破綻しているのだ。虚しくそれに固執して支那共産党自身の破滅を招くのか?国際法を受け入れ国際社会と協調するのか?選択を迫られているのは支那である。
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※どう考えても主張はアメリカに理がある。