記事短評~通州事件を世界記憶遺産へ申請~

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※「通州事件」を伝える当時の新聞

新しい歴史教科書をつくる会」が通州事件」を世界記憶遺産に登録申請するそうだ。

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http://www.sankei.com/life/news/151211/lif1512110039-n1.html

…そもそも「通州事件」を御存知でない方の為に触れておくと1937年7月29日に北京東方の通州で日本人約200人が支那人部隊に虐殺された事件である。支那が吹聴する所謂「南京大虐殺」と違ってれっきとした歴史的事実である。今風の言い方をすれば「究極のヘイトクライムにでもなろうか。

支那はこの時自分達がやった残虐行為を「南京で日本軍が支那人30万を虐殺した手口」にすり替え、「南京大虐殺」と言う嘘出鱈目を吹聴した挙げ句、ユネスコの世界記憶遺産に登録する事に成功した訳だ。
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※「南京大虐殺」等嘘出鱈目でしかないからこういう無理な設定をしないと説明できなくなる。

事件当時号外が出る程大きく報道された事件であったのだが、敗戦と共に扱われる事もほぼなくなった事件だ。少なくとも筆者自身は小学校から高校に至るまでの教科書で通州事件に関する一切の記述を見た記憶がない。実際教科書で通州事件を扱っているのは殆どないのが現状である。これでは歴史の真実は伝わらない。歴史の真実を伝え、支那の言う歴史は嘘出鱈目捏造歪曲に過ぎないと世界に拡散周知してもらう意味では大いに賛成すべき案件である。

しかし、問題がないわけではない。

世界記憶遺産への登録は2年に1度、1か国あたり2件まで、と言う制約がある。次回は2017年だ。勿論支那朝鮮に対する歴史戦への対抗は重要ではあるが、他にも世界記憶遺産の本来の趣旨に合致する案件だって日本には沢山あるわけだ。それとの折り合いをどう付けるのかが問題になるのは避けられまい。また申請対象として通州事件」の関連資料が認められてももう一件が以前候補になった「特攻隊員の遺書」だったりすると内容はさておきバランス面で異論が出るかもしれない。

その点さえクリア出来ればヘイトクライム」と言う側面を付け加えて申請するのは筆者としては賛成である。以後の成り行きに注目するべき案件であると言えるだろう。