慰安婦発言、抗議されて撤回する位なら最初から言うべきではない。

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※発言の趣旨は正しいが抗議されて撤回する位なら最初から言うべきではない。

自民党桜田義孝元文部科学副大臣が党会合で慰安婦問題に関し

「職業としてのビジネスだ」

発言、その後撤回した問題で安倍首相は国会で

「政府・与党関係者は日韓合意を踏まえて発言してほしい」

「日本にも韓国にもさまざまな議論があることは事実だが、これを乗り越えて両政府は最終的、不可逆的に解決することに合意した。これに尽きる」

と、答弁した。
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※あくまで建前論での発言なのだと思う。
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160115-00000100-jij-pol

…過去記事からの繰り返しにはなるが、「軍人相手の売春婦」を当時「慰安婦」と呼称していたのは所謂慰安婦問題で如何なる立場であっても、また先般の日韓合意を前提にしても「共通の認識」であるべきだ。その意味では「軍が関与」していたのは当然と言えば当然の話である。また「売春」が合法かどうかはさておき「職業としてのビジネス」である事は今も昔も変わらない。それどころか

「世界最古の商売が売春であった」

なんて話もある程なのだから。

一応述べておくと、戦前は「公娼」は合法であった。軍が公的な存在である以上、それが顧客となる「慰安婦の存在は現在の価値観からすれば明らかにおかしいが、当時の価値観からすれば合法なのである。所謂慰安婦問題の問題点として

「当時合法であったものを現在の価値観で断罪する」

事が挙げられる。これが気に入らないと言うのであれば反論は、例えば徳川幕府が行っていた「士農工商は明らかな身分差別、また人々の職業選択の自由を妨げる施策であったが、それを以て

徳川幕府は身分差別を行い、人々の職業選択の自由を抑圧していた人権侵害政権であった」

と言う主張を万人に納得させてからにして貰いたい。
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※強制連行するなら募集広告など最初から無用だ。
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※冷静に考察すればこういう結論に辿り着くのは容易である。

その意味では桜田元文部科学副大臣の発言は「問題視する方が問題」なのだが、私人ならともかく、公人として発言するならば「抗議を受けて撤回、謝罪」する位なら最初から発言するな!と、言いたい。そういう発言が報道等で周知されれば「韓国や反日左翼から抗議が来る」と言うのは「火を見るより明らか」なのだから。
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桜田氏の発言撤回コメント。


それらの抗議を跳ね付け、逆に論破して返り討ちにする位の気概があれば話は別だが、そこで発言を撤回するならば相手の抗議を受け入れる事と同じである。そんなヘタレならば幾らそれが真実でも発言する意味はない。またそういう対応こそが「真実を発信できず嘘出鱈目が世間にのさばる」原因になるのだが、桜田元文部科学副大臣は果たしてそこまで考えていたのだろうか?不肖筆者としては桜田氏の発言は問題ない、と考える立場だが、その点には疑問を感じざるを得ない。

安倍首相としては

「公人としての、また公的な場での発言は日韓合意に基づいて行うべき」

と言う認識なのだろうが、そもそもこの合意、韓国側の対応を見れば既に形骸化していると言えないだろうか?…それも安倍首相の想定内であろうと不肖筆者としては見ているが、その見切りを何処で付けるのかが今後の日本側の問題であろう。何れにしても所謂慰安婦問題の真実を発信するのであれば、予想される抗議に反論、論破するだけの気概は必須である。その重要性を知らしめた知らしめただけでも桜田氏の一連の言動には意味があったと言えるだろう。

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※これに尾ひれを付けたのが韓国の嘘出鱈目。