韓国総選挙、与党セヌリ党苦戦?それなら朴槿恵はレームダックだ。

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※与党セヌリ党からも見捨てられたのか?

韓国ではまもなく総選挙が行われる。選挙戦も終盤、と言ったところだが、与党セヌリ党が候補者選定でのゴタゴタが影響したのか、苦戦を強いられていると言うのだ。
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http://www.sankei.com/world/news/160406/wor1604060041-n1.html

韓国の民間調査機関「リアルメーター」の発表(4日)によると、セヌリ党の支持率は37.1%で、1週間前よりも1.2ポイント減り、3週連続で下落しているのだと言う。しかもセヌリ党選挙対策委員会が首都圏122選挙区のうち「当選圏内」と見ているのは僅か25選挙区だと言うから数字以上に厳しい選挙戦なのかも知れない。セヌリ党は韓国国会の定数300(小選挙区253、比例代表47)のうち、目標獲得議席数を当初、180としていたが、金武星代表が先月末に過半数(151議席)に修正。今週、さらに135議席にまで下方修正したという事がそれを裏付けているとは言えまいか。

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※韓国国会では何故か催涙弾まで登場する。

…余談だが韓国の国会議員候補の4割が前科持ちなのだと言う。その罪名も軽犯罪どころか飲酒運転、暴力、詐欺(!)、横領(!)、窃盗(!)、殺人未遂(!!)、名誉毀損、選挙法違反、集会及び示威に関する法律違反(=不法デモ)、国家保安法違反(!!!)と言った重罪がズラリ…だそうだ。その時点で絶対に何かが間違っている、としか思えないのだが…?

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※その他の武器の使用も当然…んん?
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※つはものどもが  ゆめのあと…

閑話休題韓国は一院制の国会である。与党の獲得議席目標が135議席、と言うのは明らかに常軌を逸している。与党が過半数獲得を諦めてどうする?しかも韓国の国会は厄介法案を委員会採決可決本会議上程するには「過半数」ではなく「5分の3以上」の賛成が必要なのだそうだ。つまり大統領と与党の連携が取れた円滑な政権運営を行うだけでも与党は全委員会の6割超の「超絶対安定多数」が必須なのだが、投票前の時点でそれを放棄しているのは与党の責任放棄に等しいと言えるだろう。


※上手く再生できないときはコチラから


何故「韓国の国会は委員会採決で5分の3以上の賛成が必要」なのかと言うと、過半数とか委員長職権等、通常のやり方ではすぐに「暴力国会」になってしまうので、それを封じるためにこの様なルールにしたのだそうだ。しかし、与党が数で圧倒出来なければ大統領の政策を実行する為の法案は全て与野党妥協の産物となる。勿論折り合えなければ国会は小田原評定と化す。セヌリ党はそれを望んでいるのか?

当初の180議席、と言う獲得議席目標はそういう意味では合理的かつ最低ラインなのだが、それを割った目標に下方修正した時点でこの選挙は与党の負けに等しい。セヌリ党が敗北すれば朴槿恵の政策は悉く野党の修正、若しくは反対を受ける事になるのは必至、国会を通過させるのは至難の業になる。仮にセヌリ党の獲得議席が120を下回れば朴槿恵は完全にレームダックとなる。それも日頃の本人の行いに原因があるのだから同情など必要ないが、日本に迷惑をかける事だけはやめて欲しいものである。
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※そうでなくてもこう言うヘイトは日常茶飯事の異常な国会議員で構成される国会だ。まともな筈がない。

…何れにしてもセヌリ党が総選挙で勝てないのであれば、韓国の政局の混乱は必至だ。そうなればこの国のやることはただ一つ。焦点はレームダック化した朴槿恵や大統領と国会多数派の異なる「ねじれ」による政府機能の停滞に嫌気の差した韓国人がどんな「反日」を繰り出すか?と言う所に尽きるのではないだろうか?そういう意味では日本も無関係ではないだろう。注視が必要である。
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※全員まとめて診断してもらってはどうだろう?…この人に。