タコの大脱走

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※脱出したのは「インキー」と名付けられた雄のタコだと言う。

タコ、侮りがたし、である。
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160414-35081155-cnn-int

ニュージーランドの水族館で飼育されていたタコが、自力で水槽から脱出して海へ戻ってしまった、と言うのだ。水槽上部の隙間をくぐって外へはい出し、床を伝って海水の流れる配管を通り、海への脱出に成功して自由の身になったのだそうだ。
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※水族館は脱出経路をフェイスブックで解説。

「水族館にいる間に多くを学んだのだろう。まさに好奇心旺盛なタコで、私たちが思っていたよりやや賢かった」

とはこの水族館の館長の弁である。
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※貝殻を「道具として」使うこともある。

タコは無脊椎動物の中ではトップクラスの知能を持っており、人間の3歳児に匹敵する、とまで言われている。自身のいた場所等は数年は記憶しているとも言われる。学習能力も高く、そのまま経験を積んで行けば人間の大人もビックリの知能を持つ可能性もあるが、タコの寿命は5年程度しかないのだと言う。

また、タコは口の先さえ通り抜けられれば非常に狭い隙間でもくぐることができる。流石軟体動物なだけある。本稿の内容とは違うが、ビンに閉じ込めても自分でフタを回して開けて脱出する、なんてのはタコにとっては不可能な事ではないのだ。


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水族館は逃げたタコの大がかりな捜索は行わない方針だというが、残りのタコの監視を強化する方針だと言う。
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※タコの墨は敵の嗅覚を低下させる効果もあるそうだ。