恐怖の韓国加湿器殺菌剤。セウォル号の反省は?

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※会見の場で殴るなんて蛮行も韓国ならでは。

韓国で加湿器の殺菌剤によって多数の死者が出ていた問題、韓国政府の責任を追及するべき、と言う声が上がり始めている様だ。
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160508-00024077-hankyoreh-kr

この問題、加湿器の殺菌剤として使われていたPHMG(ポリヘキサメチレングアニジン)やPGH(塩化エトキシエチルグアニジン)と言う化学物質、これは従来から殺菌剤や洗剤などとして使われており、人体の皮膚への毒性は比較的少ないとされていた物だった。しかしこれを加湿器の殺菌剤として使用した場合、この殺菌剤が室内に散布され、これを吸入することで肺疾患を発症し、最悪死に至ると言う恐ろしい結果を引き起こす事が判明したのであった。

韓国では2000年代初頭よりこの殺菌剤は広く使われるようになったそうだが、その後2006年に問題が発覚、更に2011年に大規模な調査が行われて原因が「加湿器の殺菌剤」と特定され、PHMGを吸入する事で肺疾患を引き起こす危険性が明らかになり、その後その製品は当然ながら販売中止となった。

しかし、その製品は政府が許可して「人体には無害です」と書かれ、大企業と大型スーパーが絶賛販売していた「殺菌剤」だったのだ。
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※遺族の怒りはメーカーはもとより韓国政府、更に何故か英国にまで向かっている。

1994年、韓国の化学メーカー「油公」が「加湿器殺菌剤」を世界で初めて「開発」する。その後の2001年に問題となった成分であるPHMGとPGHを含む製品が誕生するのだが、この時点でPHMGやPHGは人体の皮膚に毒性が比較的少ない事は既に明らかになっており、殺菌剤や洗剤の成分などの用途で使われていた。しかし、加湿器に入れて噴霧して呼吸器から人体に入った場合、どの様な影響が出るのかは分かっていなかったのだ。

当時PHMGを呼吸器に与える影響の調査依頼を受けた科学者も一様に

「安全性は確答できません」

と答えたと言う。しかし、開発者と販売者、そして許可を出した政府

「PHMGという物質が今まで使われていたのなら、加湿器殺菌剤に使えない理由があるか。安全だ」

と言う如何にもこの国らしい理由PHMGの使用はそのまま許可された。常識で考えても「洗剤を吸入したら危険」と思えそうだが…?しかしこうして韓国は加湿器殺菌剤が許可され、使用される世界唯一の国となったのだ。

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※安全をアピールする商品が一番危険だった、と言う笑えないオチ。

「加湿器は、ちょっと掃除しないだけで、湿度が高いので細菌が簡単に繁殖します。加湿器の水蒸気は直接人体に吸い込まれるので、この製品を使わないと、あなたは細菌を吸っているのと同じです」

「人体に安全な成分を使用して、子供にも安心」

問題の殺菌剤にはこんなフレーズが書かれていたと言うから笑えない。しかも2011年の問題発覚後、製造元のオキシー社が殺菌剤の吸入が肺疾患の原因かどうか調査する際、依頼したソウル大教授に裏金を渡して自社に有利な結果を報告する様に依頼、かつこの教授もそれを受けて実験データの一部を削除したりしてウソの報告を行っていた事が発覚して逮捕された事件まで明るみに出たのだ。

2001年オキシー社がこの物質を原料にした加湿器殺菌剤を発売したときも安全認証や検査はなかった。同社が「人体に無害だ」と広告した時も何の確認もされなかった。10年後の2011年の調査でPHMGなどが肺疾患の原因だと明らかになったが、韓国政府がこれを有害物質に指定したのは何故か2014年の事だった。…まさしく「OINK」そのものだがこれでは日頃政権に批判的なハンギョレでなくても韓国内で韓国政府の責任を追及する声が出るのは当然であろう。

朴槿恵政権は発足の時点で既に明らかになっていたこの問題に対処すべきであったし、またそれは出来たのではなかったのだろうか?安全確認の怠慢、嘘出鱈目が普通に罷り通る…巷で「家の中の『セウォル号事件』」等と呼ばれるが如く韓国内では「起きるべくして起きた人災」と言えるかもしれない。

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※とは言っても韓国でしかこういう事故は起きない。

こうなってしまうとまず間違いなく朴槿恵レームダック化は更に深刻化するだろう。それもこれも目先の利益に囚われるばかりか、「国民の安全確保」と言う為政者としての「きほんのき」を怠って無意味な「反日」にばかり勤しんだ当然の報いである。存分に非難の集中砲火を浴びるが良い。

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※それ以上のバカを首相にしたらどうなるか?日本はもう体験した。

日本ではこういう事件はまず起きないと言えそうだが、どの国であれこういう問題に対する対処能力は政権の能力が如実に反映される案件である。そう考えるならば朴槿恵には「一国の大統領」は荷が重すぎたのかも知れない。無能な為政者は国内のみならず他国にまで迷惑をかける事は日本も「悪夢の民主党政権」で経験した筈だ。間違っても同じ轍を踏んではならない。そういう意味でも次回の参議院選挙で民進党共産党などに投票するのは「愚の骨頂」でしかない。こういう事件は「為政者が無能」だからこそ表沙汰になる一件であると言えるだろう。朴槿恵は日本の「反面教師」である。
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※任期を全う出来るかすら疑問が湧く。