舛添問題、自民党はどうするの?

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※そんな事してる場合か!

自らの政治資金を巡る疑惑で2度目の釈明会見を行った舛添要一だが、

「第三者(弁護士らしい)に精査して貰う」

ばかり連発する具体性のない、見苦しい会見であったとしか言い様がなかった。

そもそも13日の最初の釈明会見から僅か1週間

「美術品をネットオークションでしかも政治資金で落札した」

「政治資金で乗用車2台購入」

政党交付金ネコババ

など疑惑は減るどころか出る一方、挙げていくだけでキリがない程である。これについてはケント・ギルバートさんのツイートが余りにも正鵠を射ている。

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※余りにも的確かつ手厳しいケント・ギルバートさんのツイート。
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※だから舛添は辞任以外ない。


最早「舛添要一の辞任」を求める声は都民、いや国民の総意と言っても過言ではないが、自民党のトーンはイマイチである。

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160521-00000046-jij-pol

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※官邸はもう見切りを付けているとも言われるが…?

谷垣幹事長が「猛省が必要」と言うなど舛添を庇うつもりは皆無の空気だが、最大のネックは

「舛添を辞任させても適当な後任候補がいない」

と言う問題であろう。巷では猪瀬前知事の復帰を求めたり、本人の意思はさておき橋下徹氏や東国原英夫氏の名前が飛び交っていたりもする。東スポは「元妻の片山さつき氏」なんて大胆報道をしていたが、誰が後任になっても任期は「舛添の残り」ではなく、「就任から4年」なのだそうだ。つまり、今舛添を辞任に追い込んでも次の都知事選はオリンピックとバッティングしてしまうのだ。オリンピックの直前や最中に選挙などやっていられるのか?と言う問題もあるのでまさか、オリンピックの終わる頃に選挙が行われる様に舛添を泳がせているのか?
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※本当に出馬するのなら選択肢としては有り得る。

そうだとしても、別の問題も発生する。

東京都の規定では夏のボーナスは「6月1日時点で在籍していた」者に支給されるのだそうだ。都知事も例外ではないので今月中に舛添が自発的に辞任しない限り舛添が辞任したとしてもボーナスは残念ながら支給される。しかもその額は400万弱と言うから捨て置けない。勿論その原資は都民の税金だ。理不尽を絵に描いた様な話だが、これだけカネに汚い舛添である。

「舛添氏はもう持たない。あと2年も知事を続けられない」(自民党参院幹部)

「どこかの時点で辞めるのではないか」(公明党中堅)

などと言われるまでもなく夏のボーナスはしっかり頂く肚だと想像に難くない。

この問題の決着は4つ考えられる。

・舛添が自発的に辞任する

・都民によるリコールが成立する

・都議会で不信任案が可決され、辞任

・残りの任期居座られ、無用の我慢を強いられる

である。現状では自発的な辞任など到底しそうに思えない。リコールの為には140万以上の署名と過半数の賛成、と条件は厳しい。都議会での不信任案可決も賛成4分の3以上と普通に考えれば厳しい条件だが、現在ならば全会一致までありそうな雰囲気である。但し、可決されても舛添には「都議会解散」と言う対抗策がある。舛添にとっては議会を解散しても「オール野党」の状況に変わりはないが、議員にとっては死活問題にも繋がる文字通りの「諸刃の剣」である。議会にその覚悟があるかどうか?

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※まさか、そのまま居座る気じゃないだろうな?舛添要一

…勿論最悪の展開が「そのまま居座られる」である。既に人望も求心力も、都民の信頼も支持率も悉く「限りなく0」だが、それでも居座る事は不可能ではない。が、こんな状態では間違いなく都政は停滞し、最悪オリンピックどころではなくなる。
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※公私の区別も付かないトップリーダーが何処にいる?

「真摯に反省して仕事で都民の信頼を回復していく」

舛添は会見でこう述べたが、今更何を言おうとやろうと都民の信頼を回復する手段などないと断言しても良かろう。都民の為に舛添が出来る事は唯一つ、「即辞任」しかない。
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※見苦しさはいい勝負。