憲法9条改正を主張していた岡田克也

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※アンタじゃ無理だ。

政治家がその認識や意見を状況の変化を理由に転換するのは一概に責められる話ではない。とは言え、この者の場合はそうとは言えなさそうだ。
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http://www.sankei.com/premium/news/160603/prm1606030003-n1.html

民進党岡田克也である。先月の党首討論の場で

「私は今の憲法9条を当面、変える必要はないと思っている。だから(民進党としての)案はない。今の憲法でいい、9条でいいということですから」

と、民進党憲法改正案を出さない理由をこの様に開き直って発言していたが、何の事はない。12年前には

「(9条は)非常に分かりにくい条文だし、素直に読めば自衛隊違憲になる。きちんと書き換えればいい」

「場合によっては(海外での)武力行使が認められるよう(9条を)書き換えればいい」

と、発言していたと言うのだから呆れてしまう。

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※どう反論する?岡田克也

12年前と現在では明らかに日本を取り巻く安全保障の状況は悪化していると言わざるを得ないだろう。12年前と言えば支那尖閣諸島に対して本格的に侵略の魔手を伸ばしてくる前だ。尤もその原因を作ったのは他ならぬ「悪夢の民主党政権だ。事が起きる前は改憲論を唱えておいて(しかも自分達で原因を作っておいて)いざ危険が現実になったら「憲法9条を変える必要はない」と言うのだから岡田克也の安全保障に関する認識はどうかしている。…と言うより根底から間違っているとしか思えない。
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※何故支那朝鮮以外が安倍首相の「積極的平和主義」に異を唱えないのか?考えた事あるか?岡田克也

しかも

「最大の理由は安倍晋三首相の態度だ」

「首相は憲法改正に慎重な人を無責任だと公言し、(国会で)3分の2を取るという。これでは腰を据えた議論はできない。日本国憲法は素人がつくった代物だとかいう言い方を撤回し、各党が議論できる環境をつくる責任は首相にある」

等と吹聴しているが、安倍首相でなくても「憲法9条で国家の独立と安全が守れるのか?」と言うテーマが改憲しない限り永遠に存在し続ける事に変わりはない。その上、

日本国憲法は素人がつくった代物だとかいう言い方を撤回せよ」

と言われてもそれは歴史的事実なのだから撤回のしようがない。そもそもGHQ憲法草案を作成した際、憲法の専門家は居たのだろうか?そう言うのであれば岡田克也には当時GHQ憲法草案作成に関わった憲法学者の名前を挙げてもらいたいものだ。自分達の不始末まで安倍首相に押し付ける気か?

また、日本国憲法制定当時と現在では国際情勢は明らかに変貌している。その事実から目を背けて「憲法を改正する必要なし」と言うのは「何もしない」事と変わりない。一般人ならともかく、政治家としては「無責任」以外の何物でもない。更に

「各党が議論できる環境をつくる責任は首相にある」

と言うが、それなら国会の憲法審査会は何の為にあるのか?そういう場は既に用意されているではないか。故にその場で議論しないのはどういう理屈を付けても「逃げ」なのだ。
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※「国民の良識」を敵に回しているのはアンタだ。

こういう無責任男が党首なのが民進党だ。他の面子など語るにも及ばずお里が知れている。それでも民進党を支持する意味や理由があるのか?民進党の実態は単なる「選挙対策の為の寄せ集め集団」に過ぎない。だから党内意見の集約さえ出来ないのだ。それを他者のせいにする時点で政治家として間違っているし、醜悪以外の何物でもない。次回の参議院選挙では「民進党は日本に不要である」と言う民意を示すべきである。
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※他国が憲法を改正する意味と理由が日本に当てはまらない、なんて事はない。