何の為だか理解出来ない民進党「特命チーム」

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※よくまぁこれだけ無駄な労力を費やしたものだ。

今年に入って民進党民主党も、だが)が国会に特定の問題に対する「特命チーム」を結成していた事は多くの読者様も御存知であるかと思う。始まりは1月末に発足した、甘利明経済再生担当相(当時)の金銭授受疑惑に関する特命チームだった。当初は甘利氏の元秘書と建設会社側の現金受け渡し場面とみられる会話の音声データを入手して公開するなど、一定の成果を上げたかに見えたが、その後、「TPP」、「パナマ文書」、「オリンピック裏金疑惑」、「5兆円の年金損失」、更には「安倍政権口利き疑惑」、「安倍政権公約違反」「舛添要一公私混同疑惑」等々、実に20を越える「特命チーム」が結成されたと言う。…全部言えたらそれはそれで物凄い事だが、勿論何ら得はない。
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http://www.sankei.com/politics/news/160607/plt1606070049-n1.html

…政策一つ一つをピックアップして野党なりの視点で検証する事自体は悪いことではない。それによって国会において与野党間で建設的な議論が可能になるのであれば、民進党の発想でも歓迎するべきであろう。…しかしそれはあくまでそのチームが「与党案とタメが張れる対案を出せれば」の話であって、現在の民進党にはそういう能力は皆無である。従って「ネタ切れ」同然の開店休業状態のチームもあれば、官僚を吊し上げるだけの活動に終わっているチームもある。…どうやら自分達で調べ上げる、と言う事は出来ないらしい。

…結局民主党政権時代の「事業仕分け」同様、官僚を呼び出して吊し上げるだけの場に終始しているのが現状である。その一部始終はマスコミにオープンになっているとの事だ。…やっぱり「事業仕分け」の野党バージョンでしかない。

それを行う事で少なくとも民進党としては政権や政策の問題点を真面目に考え、追及するポーズにはなる。しかし、「悪夢の民主党政権」のせいで、その「化けの皮」は既に剥がれている。…にも関わらず「官僚を呼び出して吊し上げる」事で「国民が喝采して民進党の支持率を上昇させられる」と考えているのであれば、余りにも進歩がない愚劣な発想でしかない。国民は既にそんな手には騙されないのだが…?
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※国民はそれほどバカではない。

甘利前大臣追及の時は先述した様にそれなりの注目は集めたが、それでも甘利前大臣は不起訴になった。サミットを検証するのは自由だが、山井和則はその場で明らかなデマを垂れ流しただけだった。…勿論柿沢未途や玉城雄一郎も、だ。何の為の「特命チーム」なんだか…?
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※本人もそう言っているのだから、民進党よ、山尾追及チームを作れ。

そんなものよりも民進党山尾志桜里政治資金究明チーム」でも作って身内と言えども「不正疑惑は徹底追及する」と言う姿勢を明確にした方が良いであろう。「人には厳しく自分には大甘」では舛添要一と同じ穴の狢でしかない。それで舛添要一の追及チームはしっかり立ち上げているのだから、民進党もどうかしている。
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※同じ穴の狢。

結局のところ、民進党に何をさせても所詮は「この程度」でしかないのだ。人材も能力も、どっちも欠けている。
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※それが理解出来ない民進党