話にならない民進党の選挙公約呼称問題

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※内容云々以前に選挙公約の呼称に拘るのでは話にならない。

参議院選挙の告示を控えて各党は遊説に力を入れだした。既にマニフェストを発表している政党もあれば間もなく発表するであろう政党もある。…が、マニフェストを見るまでもなく嘲笑のタネを提供してくれたのはやはり民進党だった。
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http://www.sankei.com/politics/news/160608/plt1606080032-n1.html

岡田克也は千葉で演説して

参院選は日本の大きな分岐点だ。なんとかして安倍政治にストップをかけ、流れを変えるための大事な選挙だ」

等と言っていた模様だが、8日、民進党参院選公約について、従来の「マニフェスト政権公約)」の表現を使わず「重点政策・国民との約束」との標題にすると決定した。

内容は15日に岡田克也が記者会見して発表するそうだが、内容など見るまでもない。この時点で既に有権者を舐めきっているとしか思えない。

政権選択選挙ではないので『政権公約』の表現はなじまない」

と言うのが一応の説明だが、実際には旧似非維新系から「マニフェスト」と言う表現を使うことに異論が出た為らしい。「悪夢の民主党政権」を有権者に思い起こさせるのを避けたい、と言う事らしい。
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※折角だから民主党マニフェストが嘘出鱈目のオンパレードだった事をプレイバック。

この時点で既にズレているとしか言い様がない。「悪夢の民主党政権」のマニフェストはそもそも実現性の低い理想論の羅列でしかなかった。それを現実を無視して強行したから簡単に破綻したのではなかったのか?マニフェスト」と言う呼称が問題なのではなく、その呼称を「重点政策・国民との約束」としようが、他の如何なる呼称にしようが、「実現できるかどうか」が最大の問題なのである。選挙公約をどう銘打とうが民進党の勝手だが、そこを理解していないのでは話にもならないであろう。これで惨敗したら次の選挙でまた別の呼称を考えるのか?そんな事を気にしている暇があるなら自分達が今まで何をしてきたのか?そしてそれがどれ程国民の反発を招いたのか?それらを考える方が数億倍有意義なのだが、連中の腐った脳味噌ではそういう理解はないらしい。
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※実際は「勘違い」どころではなかったりする…

それ以前に民進党自身が「悪夢の民主党政権」の負の実績・事実から逃げてどうする?民進党は本来、「悪夢の民主党政権」の過ちを潔く認めてそれを繰り返さない為の具体論を出さなくてはならない。それは民主党民進党になっても逃れる事は出来ない言わば「義務」だが、選挙公約の呼称を替えて誤魔化そうとしている時点で「時間が経てば国民は忘れるだろう」等と有権者を見下している精神が透けて見える。民進党に変わったからと言って禊が済んだ訳ではない。それなくして民進党が国民から許される事は絶無であると言い切っても良かろう。連中は何も判っていないのだ。
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※反省どころか国会での暴力行為を正当化したのも当時の民主党だった。

…何れにしても民進党は今回の参議院選挙、議席の大幅減は必至である。今回改選されるのは政権奪取の勢いがまだ残っていた時に選出された議員である。現在の民進党の状態でどうして改選議席を維持出来ると言うのだろうか?逆に言えば今回の参議院選挙はそういう日本の歯車を狂わせた膿を一掃する絶好の機会である。膿を体内に残して何かいい事があるだろうか?内容云々以前に呼称なんかで異論が出る政党など国政には不要でしかない。民進党に引導を渡すのは「今」である。
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※「国民の良識」を敵に回したのは民進党の方である。