英国EU離脱で起きる経済危機を予見していた安倍首相。
EU離脱の是非を問う英国の国民投票は離脱派が僅差だが多数を占め、英国のEU離脱が現実になった。
これを受けて市場は大混乱だった模様で、24日の日経平均株価の終値は14952.02円と1286.33円の大幅下落、円相場もこの記事を書いている時点で1ドル＝102.20円前後、24日には一時1ドル＝99円台まで円高が進行し、英国初の恐慌発生か？などと騒ぎになった様だ。
なんでこうなるかと言うと、
英国EU離脱→英国とEUの経済が打撃を受ける→価値の信用が揺らいだポンドとユーロが売られる→ドルもいまいち信用できないので有事の円買い→急激に円高
と言った所であろうか。考えようによってはこの流れは「円」の絶大な信用の証左とも言えるが、それでも輸出産業で儲けが発生する日本経済としては面白くない事は明白だ。
元々前日までの段階で「残留派リード」とも言われていただけに市場関係者からすれば「寝耳に水」だったのかも知れないが、約1か月前に
「英国のEUからの離脱は成長に向けた深刻なリスク」
とこの事態を予見していた人物が少なくとも日本に一人はいた。…安倍首相である。
伊勢志摩サミットの共同宣言においてもそれはキチンと明記されている。安倍首相はサミット前に訪欧した際の首脳会談で「英国EU離脱のリスクについて」助言をしていたそうだ。当の英国のキャメロン首相もそうだった様だが、英国テレグラフ紙は安倍首相のアドバイスを「耳を傾ける価値なし」と切り捨てたそうだ。だが結果的には安倍首相は正しかったのだ。
問題はそれを知ってか知らずか蚊帳の外で無意味に経済を騙って「アベノミクスの転換」などと無責任発言をする連中である。
「円安・株高を牽引車とするアベノミクスの宴は終わった。今こそ経済政策の転換が必要だ」
岡田克也はそう談話を出したそうだ。しかし、日米のダメージが比較的小さいのはG7の時点で経済危機に対処するため為替介入などの合意を事前にしていたからなのだそうだ。つまり安倍首相からすれば「想定内」の範疇だったと言う事か。
…岡田克也は安倍首相の経済政策を批判する前に自分の足元の経済音痴どもをどうにかした方が良いのではないだろうか？岡田克也を筆頭にこんな連中に経済政策をやらせたら「良くなる物も悪くなる」のは火を見るより明らかであろう。民進党風情が経済政策を行うのはジャイアンのリサイタルよりも質が悪い事だけは間違いなかろう。
※経済音痴の民進党議員1。
※経済音痴の民進党議員2。
※経済音痴の民進党議員3
そんな民進党と協力体制の他党も同じ穴の狢でしかない。
※志位和夫、どっちが正しかったの？
※茶番だったかどうかは既に明白だ。
こんな連中に経済政策をさせて円高・株安をまた味わいたいという奇特な人は居るのだろうか？岡田克也や志位和夫の経済対策がどうアベノミクスより優れていると言えるのだろうか？言うまでもなくこんな連中より安倍首相の方が見る目はあるのである。それだけでも十分安倍首相に投票する立派な理由になるではないか。安倍首相は経済を「語る」が岡田克也や志位和夫は「騙る」だけに過ぎない。安倍首相は慧眼であった。
