民進党代表選、岡田克也続投?

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民進党の代表選、岡田克也は少なくとも出馬する「つもり」らしい。
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http://www.sankei.com/politics/news/160725/plt1607250051-n1.html

本人は代表選出馬を「白紙」とするが、「党は再建の途上」と繰り返す言いぶりからは、続投への意欲が透けてみえる。出馬を期待される蓮舫も、周囲は「岡田氏が出馬すれば支えることになるだろう」とみており、現体制の維持が優先、と言う見方が強い。

先の参議院選挙では32議席とその前の17議席からは獲得議席を伸ばしたが、元々の改選議席が43だったのだから参議院選挙の前後で見れば議席数は減っている。更にその参議院選挙では主要政党では「一人負け」でしかない上に自民党単独過半数を許すどころか自民、公明、おおさか維新、日本のこころの4党を合計すれば「3分の2」を許す結果だった。民進党には岡田克也が「野党共闘」に舵を切った決断を評価する声もあると言うが、それはあくまで目的である「安倍政権ストップ」が達成する事が出来て言える事であり、結果を見れば全く成果がなかった訳ではないが、とてもじゃないが「評価できる」結果とは言い難い。明らかな「敗北」でしかないのだが、それでも「続投論」が出る事自体が不可解である。…本来であれば責任を問われて然るべき結果であり、代表選など「出馬」なんて言える筋ではないのだが…

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勿論岡田克也続投論には「万年野党の道に他ならない」(長島昭久)と言った厳しい批判も多い。前原誠司細野豪志ら「反岡田」勢力が対抗馬の一本化に向け調整しているとも言われ、それが出来るのであれば現在の岡田克也の路線とは「一線を画した」道を選択する事も不可能ではないだろう。

しかし、岡田克也の続投でも前原ー細野ラインの担ぐ候補が勝って、現状の「野党共闘」と一線を画す路線を選択しても民進党の支持が劇的に増加する期待は先ず出来ない、と断言して良い。現状で支持拡大を図れる妙案がある訳でもない、右へ舵を切っても民進党自民党から支持者を奪うだけの器にはなり得ないし、左に舵を切っても共産党の支持者が民進党へ鞍替えするなんてあり得ない。精々社民、生活を吸収出来れば「御の字」と言える程度だが、それは小沢一郎福島瑞穂と言った「毒物」を自ら抱え込む自殺行為でしかない。わざわざそれを行う意味が何処まであるのか?と言われると多いに疑問である。

…結局民進党はどう頑張っても既に伸びようがなく、「袋のネズミ」でしかない。それもこれも「悪夢の民主党政権」で「御活躍」した連中が今でも大きな顔を利かせているからである。それに代わる人材がいるのか?と言われるとそれも「NO」である。自業自得、因果応報、身から出た錆…そのものでしかないが、今までの「ツケ」が此処に来て出ているのである。民進党に「明るい未来」はない。
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