記事短評~慰安婦問題を巡る東京地裁の異常判決


おかしな裁判の判決はやはり「おかしな」判決であった。

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http://www.sankei.com/smp/affairs/news/160728/afr1607280020-s1.html

慰安婦をめぐる朝日新聞の記事(平成26年に一部誤報を認め、取り消し)で間違った事実が国際社会に広まり、日本国民の名誉や信用が傷つけられたとして、渡部昇一上智大名誉教授ら約2万5千人が朝日新聞社を相手取り、1人1万円の損害賠償と謝罪広告の掲載を求めた訴訟の判決が28日、東京地裁であった。脇博人裁判長は

「原告らに対する名誉毀損は認められない」

として訴えを退けた。原告側は控訴する方針だそうだが、当然だ。

脇裁判長は判決理由

朝日新聞慰安婦記事は、旧日本軍による非人道的行為や日本政府による戦後補償の不十分さを伝えるものだ。それが誤報だった場合、大日本帝国や日本政府の評判に被害が生じることはあるとしても、原告ら特定の個々人の名誉が傷つけられたとはいえない」

などと述べたが、この裁判、原告の主張を立証の途中で一方的に裁判を打ち切って出された判決だ。これについては原告の一人である藤岡信勝氏が前回公判の経緯を述べていた。

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https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=979191252166649&id=100002273509017

…これだけ見ても如何にこの裁判が「公平性」を欠いた異常な裁判であったかは明白であると断言していい。東京高裁が「まともな」判断をする事を期待したい。

また、裁判官の腐敗体質の糾弾も問題として認識しなくてはならないだろう。日本は「法治国家」である。裁判官がそれを侵すのでは話にならない。「人治国家」の始まりは司法の腐敗から始まるのだから。