憲法9条が北朝鮮のミサイルへの対応を阻害する。

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※3日の北朝鮮ミサイルの推定飛行経路。
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※ミサイル落下地点付近を捜索する自衛隊

北朝鮮が3日にミサイルを発射、その内一発が秋田県沖の日本のEEZ内に落下した。巷では「稲田防衛相」に北朝鮮が反発した、とも囁かれているが、その真偽はさして重要ではなかろう。問題は北朝鮮のミサイルに対する日本の安全保障の対応そのものである。

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※…韓国軍関係者の話だからなぁ…

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※それはとっくに判っているのではないか?

秋田県佐竹敬久知事は

「秋田沖にミサイルを撃ったことに怒りを覚える。戦前なら応戦する事態だ」

排他的経済水域を狙って撃ったのではなく、陸地を狙って届かなかった可能性もある。不測の事態が起きかねない緊迫した状況だった。政府はきちんと対処してほしい」

と、産経新聞に述べている。

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http://www.sankei.com/smp/politics/news/160803/plt1608030074-s1.html

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※調子に乗るな。

佐竹知事の発言は言い換えれば

「戦後体制下だから応戦出来ない」

ともなるだろう。その原因は言うまでもなく憲法9条である。今回の北朝鮮のミサイル発射に対しては共産党の小池晃でさえ

「国連安全保障理事会決議に明確に違反するものだ。日本に近く大変危険で断じて許されない」

と、述べている程の事態なのだ。
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事此処に及んで「憲法9条の精神云々」で「話し合いでどうにかなる」、と本気で信じているのであれば最早「単なる阿呆」でしかない。かつて「北朝鮮にリアルな危険はない」と断言した志位和夫などはその典型だ。この様な認識の持ち主が政治家、それも政党の党首である事自体が日本にとっての「リアルな危険」以外の何物でもない。「本当に危険なのは外部の敵より内部の無能者」と言うのは古代でも21世紀でも変わらない真実、である。

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※安全保障のイロハも知らない無知蒙昧が口を開くとこうなる。


北朝鮮の核やミサイルと言った諸問題が「話し合い」で解決できるのであればとっくの昔に「6ヵ国協議」で決着している筈ではないのか。佐竹知事の指摘通り仮に今回のミサイル発射が「北朝鮮が陸地を狙って結果的に外した」だけであれば「次回の安全」の保証など皆無である。それ以前に今回のミサイル落下海域は日本各地から漁船が集まる漁場だと聞く。「偶々」操業中の漁船が被害に遭ったらそれこそ目も当てられない。かつて「退避区域外」に居た筈なのに水爆で被爆した第五福竜丸同様の悲劇が繰り返される恐れすらある。それらの場合において「憲法9条の言う平和主義」が日本及び日本国民の安全をどう保証すると言うのか?抽象論ではなく具体的な話を聞きたいものだが、それが出て来ないのであれば採るべき道は一つしかない。即ち憲法改正で9条を改正する」である。
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※こういう阿呆は論外。
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憲法9条はこういう事態を助長する。

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護憲派の主張なんてそんな程度。

北朝鮮に「言葉」が通じるのであれば事此処に及んではいまい。北朝鮮に「届く」言葉があると言うのであればそれを是非とも聞かせてやって欲しいものだが、そんな「言葉」は果たして存在するのか?それを出せないのに「憲法9条は守りたい」なんて言うのは単なる手前勝手な我儘でしかない。日本人1億2千万人以上の「人命のかかった」話にそんな「子供レベルの我儘」を持ち込まれても「迷惑千万」でしかない。安全保障に関しては理想論や抽象論ではなく、現実的で具体的な観点の議論が「今」必要である。
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※「憲法9条」を大事にしたいならこれを論破してみればいい。