朴槿恵、首相人事を撤回

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※既に「お飾り」なのだろう。

朴槿恵は既に「お飾り大統領」なのかも知れない。
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http://mainichi.jp/articles/20161108/k00/00e/030/244000c
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※最早頼れる相手もいない…
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※事実上の敗北宣言。

朴槿恵は8日に国会を訪れて議長の丁世均と面会、国会が推薦する首相に任せる考えを示し、自身が指名した首相人事を事実上、撤回した。韓国の首相は大統領が指名し、国会で承認されて就任するものだが、先に朴槿恵首相候補盧武鉉政権で青瓦台政策室長や副首相を務めた金秉準を指名していたが、野党から事前協議せずに首相指名を強行したとして反発を受けていた。どの道国会では野党が多数派であるので、否決されればそこまでの話だったのだが、国会での聴聞にすら至らない時点で朴槿恵の求心力が皆無に等しい事を浮き彫りにした形になる。首相候補の金秉準は野党系の人物であったにも関わらず、だ。しかも朴槿恵が国会で演説する以外の用件で国会を訪問する事自体が異例だと言うから推して知るべし、である。


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※辞任即逮捕、起訴なのかも?
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※それでも野党を説得できない…

…とは言え、会談は僅か13分だった、と言うから朴槿恵と国会の間に何が決まった、と言うより単に朴槿恵首相候補の撤回と新首相に大統領権限の一部移譲、と言う譲歩を伝えただけでしかないだろう。朴槿恵はその前日に与野党の党首と会談を要請していたのだが、野党党首には会談を拒否される体たらくであった。それどころか逆に首相人事の撤回や、セヌリ党離党、大統領権限の新首相への移譲の明言、等を条件に突き付けられていた。…要するに次々と梯子を外されている状況なのだろう。そうやって徐々に追い詰められて行く訳だが、そうなる前に辞任してしまった方がまだ潔いのではないだろうか?そこまで惨めな姿を晒してまで大統領職にこだわるのは滑稽であると共に哀れでもある。

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※これも大統領の指示なのか?

韓国の大統領は外患、内乱に関する罪でもなければ在任中に刑事訴追される事はない。これが朴槿恵の最後の拠り所、となりそうな気配濃厚だが、それだけこの崔順実の一件は致命的なのだろう。と、なればまず間違いなく退任後に逮捕、起訴が確実な事実とその証拠があるのだろう。仮に朴槿恵が「その証拠」を隠滅すべく、その為の時間稼ぎを狙って野党の反発を折り込み済みで独断で指名し、その後撤回して国会に選ばせる様に仕向けたとすれば相当に腹黒く、狡猾なやり口だが、流石にそれは深読みが過ぎるだろう。単に自分が置かれている状況すら正確に把握できていないに過ぎないのであろう。結局ブレーンが居ようが居まいが、自分の意思で何一つ決められない事には変わりはない。そういう意味では韓国の国政混乱云々、と言うより「平常運転」なのかも知れない。所詮はそんな程度でしかないのだろう。極端に下がった支持率も手品のタネがバレて興醒めした様なものでしかないのかもしれない。
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※どの面下げて出られる、と言うのか?
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※この問題、まだまだ続きそうだ。