山本太郎が国会にいる事は憲法41条の精神を毀損する事だ。

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※その「牛歩戦術」に意味はなかった。

12月10日発行の新聞各紙の朝刊1面記事のトップを「朴槿恵弾劾決議案可決」のニュースに持っていかれてしまった感が強いのだが、日本の国会でもこの日、参議院本会議でTPP承認案及び関連法案の採決が行われ、可決、成立していた。そしてその参議院本会議で事件が起きていた。
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http://www.sankei.com/smp/politics/news/161209/plt1612090035-s1.html
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民進も共産も同調しなかった。…当然だが。

自由党山本太郎森裕子の2名が採決にあたって「牛歩戦術」を行ったのだ。それどころか採決後にはヤジの応酬など良識の府」と言う言葉は何処へやら?の醜悪極まりない展開を見せた。

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憲法60、61条の条文。知っていればここでの「牛歩」に意味がない事は理解できた筈。

本来11月末までの会期だった今臨時国会は12月14日まで会期が延長されていた。TPPへの賛否はさておき与党としてはTPP承認案の成立を確実にするためだ。憲法61条によれば条約の批准に関しては衆議院の議決後、国会開会中30日以内に参議院が議決しない場合、衆議院の議決を国会の議決とする、と定めている。そしてその30日目が12月9日だった。つまり12月10日午前0時になった瞬間関連法案はともかく、本丸のTPP承認案は参議院で採決しようがしまいが自動的に成立していた。山本太郎らの牛歩戦術は殆ど意味がなかった、と言う訳だ。残した結果は「周囲の人間に不快な思いをさせた」事と「国会の品格を貶めた」事である。山本太郎憲法61条を知っていて牛歩戦術をおこなったのならば単なる阿呆、知らなかったのであれば山本太郎は護憲を叫びながらその憲法に何が書いてあるのか理解していない、と言う意味だ。中学生だって「衆議院の優越」の内容は学校で習う。山本太郎などそれ以下だ。どっちにしたって奴が救い様のない阿呆である事に変わりはないのでそれは大した問題ではないのだが。

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※安保法の時も「一人牛歩」だった。反省は無いようだ。

こんなのが議員バッジを付けているのは国会どころか「議会制民主主義そのもの」への冒涜でしかない。安保法の採決の時もそうだっただけに自民党はこの阿呆を懲罰委員会にかける事を大真面目に考えた方が良い。こんなのに後3年も議員をされたのでは次に奴によって国会がどう貶められるか予測出来る問題ではなくなる。癌細胞同様、早期発見なら即排除、が正解である。

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※混乱を煽った芝博一の責任は問われるべきだ。

しかも採決後森裕子

「交渉の中身を教えてよ、自民党!」

と繰り返し叫び、この挑発に自民党議員が

「外交交渉を知らないのか」

などと反論したが、日本のこころ」の中野幹事長が与党席に向かって「相手にするな」と手を振って注意するオマケが付いてきた。そこで終わりにすれば良いものを民進党の芝博一が

「やれ、もっとやれ!」

と、煽動山本太郎がこれを受けて

「選挙が終わったら手のひら返しか。恥ずかしいな!」

と更に挑発する結果を引き起こした。勿論「一番恥ずかしい」のは山本太郎が国会にいる事そのものなのだが、それでも伊達忠一議長がこの醜悪な応酬を制止する素振りを見せなかったのも十分に職務怠慢だ。見かねた中野幹事長が

「結果がすべてだ!」

と、一喝、これで山本太郎森裕子も黙るしかなくなった。国政選挙における野党の連戦連敗は言い逃れの出来ない事実だからだ。ど正論でこの阿呆共を一発撃沈させた中野幹事長は流石である。立場がどうあれ、こういう人には議員であり続けて貰いたいものだ。逆にこういう阿呆共を煽動した芝博一も十分に国会の品格を貶めた。問題のある言動として懲罰の対象にされるべきである。

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※流石中野幹事長。山本太郎風情とは格が違いすぎる。

そして山本太郎森裕子も自分達の土俵でしかモノが言えないヘタレであると自ら証明してしまったに等しい。日本のこころ」は政党としては他のどの政党より厳しい状況ではあるが、それでも

「結果がすべてだ!」

と言ったその意味を考えれば山本太郎風情ではどういう状況でも中野幹事長には絶対に勝てないと断言して良い。同列にする時点で中野幹事長に失礼な程「格が違いすぎる」のである。
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※非常識パフォーマンスでしか自己主張出来ない、と言う証明をする瞬間。

議員以前に人として「恥ずかしい」言動しかしない山本太郎は国会から一刻も早く排除しなくてはならない。憲法41条で「国会は国権の最高機関」と定義されているが、山本太郎に付いている議員バッジはその精神を台無しにするものでしかない。日本国憲法を大切にするのであれば9条も41条も同じ「憲法の一条文」に違いはないのだから護憲派ほど憲法41条の精神と相容れない山本太郎を国会から排除すべく動かなければならないのである。山本太郎も十分偽善者だが、これを支持する者も同様に自らが偽善者であると証明するに等しい。山本太郎を支持する事は「人間の良識」の否定でしかない。
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山本太郎が国会にいる時点で「憲法41条」の精神を毀損している。