大統領の器でない黄教安

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※阿呆。公館の安寧の維持は国家の責任だ。

韓国で職務停止中の朴槿恵に代わって大統領代行を務める黄教安。23日に行われた年頭の記者会見で釜山の日本総領事館前に設置された出鱈目慰安婦像について

「像は民間が設置した。政府が関与しあれこれ言うのは難しい状況だ」

「韓日間の重要な関心事であり政府も関心を持っている。さまざまなルート、チャンネルを通じて協議を進めている」

「韓日関係の未来のためにどのように解決するか知恵を集めていくことが必要だ。時間がかかろうが必ず克服できるよう努める」

…等と述べたと言う。
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http://www.sankei.com/world/news/170123/wor1701230030-n1.html

この者では例え「代打」でも国のトップの器でないことがよく判る。取り沙汰される次期大統領選挙で潘基文の支持が伸び悩んでいることから黄教安を推す声も上がっているとも言われるが、本人は

「(大統領)代行として国内の難局克服と国政安定に努力している」

と語ったものの、出馬自体は否定した訳ではない。しかし、かの出鱈目慰安婦像について

「民間が設置したもの」

等と詭弁を言うだけなら報道官で十分だ。また

「どのように解決するか知恵を集めていくことが必要」

と言うが、黄教安の言う「知恵」が何であれ、そんなものは必要ない。日本政府はあの出鱈目慰安婦像を

ウィーン条約違反」

として問題視している。必要なのは「知恵」ではなく「法に基づいた処置」であり、その処置を行うのは韓国政府の責任である。出鱈目慰安婦像を誰が設置したのか?など一切関係ない。問われているのは「韓国政府が国として責任を持ってウィーン条約の規定を遵守するのか否か」である。
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※必要なのは知恵ではなく、順法精神。

勿論答えも単純明快で「遵守する」のであれば問答無用で像を撤去すれば良いだけの話だ。そこに「知恵を集める」必要も意味もない。必要なのは順法精神と決断力だけだ。逆に如何に知恵を集めてそれを実行しようが日本公館前に出鱈目慰安婦像がある限り何を言おうがしようが

国際法違反」

である事に変わりはない。そういう判断が出来ない時点で黄教安が「大統領の器」でないことは明白であろう。
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※大使が戻らなくても日本は困らない。

そうなる理由は一つ。韓国に「国民情緒法」なる異常な習慣があるからだ。黄教安もそれに縛られた一人でしかない。国民情緒法」を乗り越えられる人材こそが求められているのだが、どうやらこの国ではそういう人物は「最初から潰される」運命にあるらしい。結局は民度の問題になるのだが、それが改善できるなら最初からこうなってはいまい。


「日韓関係の未来」を考えるならば知恵を集めるより歴史史料を集めて歴史を勉強した方が手っ取り早いが、それを国民に浸透させられるだけの指導力を持った政治家は韓国にはいまい。それは「韓国国民の意識は改善不可能」を意味する。期待するだけ野暮ならば誰が大統領になろうが日本にとっては意味がなく、基本的には関わるべきではない。だが、即座に国交断絶、とはいかないまでも制裁などでこの国に「痛み」を教えておく必要はあるだろう。
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※日本はそれを教えておく必要はあるかもしれない。