驚異のアホウドリ

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※66歳でヒナを孵した驚異のアホウドリウィズダム

コレは驚きの記事であると言えるだろう。
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http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170222-00010002-nknatiogeo-sctch

アメリカ・ミッドウェー環礁で生息しているアホウドリの一羽、「ウィズダム」と名付けられた雌のアホウドリ、なんと推定66歳にして産卵、そしてヒナが孵った、と言うのだ。それも「野鳥として」である。それだけ自然環境下で長生きできるだけでも物凄い事だが、健康に、そして子育て出来ているのは驚異的、としか言い様がない。

通常野鳥の年齢を正確に知るのは難しいそうなのだが、何故ウィズダムの年齢が判っているかと言うと、彼女の右足に付いている足環。1956年12月に付けられた事が判っているからだ。その足環を付けた生物学者のチャンドラー・ロビンス氏が足環を付けた本人との事。

その後ロビンス氏は2002年に偶然ウィズダムと再会。さぞかし驚いた事だろう。その時点で既に46年が経過していたが、それから15年経ってもウィズダムは元気に子育てに勤しんでいる。ロビンス氏とウィズダムが出会って61年。最初に足環を付けた時には既に成鳥だった、と言うから少なくとも66歳、と言う推定になるらしい。…って事はアホウドリは産まれてから大人になるまで5年かかるのか?

…そして更なる驚きはロビンス氏も御歳98歳で今でも元気に野外で鳥類を研究していると言う事だろう。永い付き合いの高齢者コンビがアホウドリの更なる生態の解明に寄与してくれている。

…ただただ頭を垂れて敬意を表すのみである。
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※66歳には見えない…